これは怖い!ローソンが「たい焼」の袋に「今川焼」を入れて販売、同じように見えてもアレルゲンに違い

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これは怖い!ローソンが「たい焼」の袋に「今川焼」を入れて販売、同じように見えてもアレルゲンに違い

大手コンビニエンスストアを展開する「ローソン」が、冷凍食品の「たい焼」の包装で「今川焼」を誤って販売していたことが判明した。店頭からは該当商品が撤去され、回収の告知を行っている。
冷凍食品「ローソンセレクト たい焼」「ローソンセレクト今川焼」回収のお詫びとお知らせ

「たい焼」と「今川焼」は見た目が違うだけで、包装間違い程度なら返品・返金対応で良いのでは?と思うかもしれないが、ローソンが撤去と全回収の判断をしたことには重要な意味がある。
実は「今川焼」には卵、乳成分、大豆が使用されているが、これらが「たい焼」の包装にはアレルゲンとして記載されていないのだ。自身や家族にアレルギーを持つ消費者が、たい焼の包装で卵、乳成分、大豆が無いことを確認して購入したのちに、誤って今川焼を食べてしまうと大変なことになる。
また、たい焼だから大丈夫と自己判断するのも危険だ。生産ラインで混同があった可能性が高く、アレルゲン表示どうりの隔離が行われていたかも不明なので、どちらの商品も回収対象となっている。

自己判断は危険!必ず返品を!

ローソンが公開している両商品のアレルゲンは以下、
「ローソンセレクト たい焼」のアレルゲン:小麦
「ローソンセレクト 今川焼」のアレルゲン:小麦、卵、乳成分、大豆

これは怖い!ローソンが「たい焼」の袋に「今川焼」を入れて販売、同じように見えてもアレルゲンに違い

ローソンHPでの告知

アレルギーのある消費者でも、大人なら「たい焼」を買って「今川焼」が出てきたら警戒して口にすることはないと思われるが、冷凍食品だけに子供用のおやつ用に買い置きしている可能性は高い。子供なら「同じでしょ?」と思って食べてしまうかもしれない。

両商品とも5月15日(火)から店頭に並んだ新商品で18日に撤去を開始、初回の生産時にミスがあったものと思われる。ミスの詳細は公表されていないので、生産ライン上で袋以外にアレルゲンの隔離ができていたかも不明で、両商品とも回収する理由はアレルゲンの問題だろう。
18日までにどちらか商品を購入している場合は自己判断で食べず、店頭で返品するかカスタマーセンターに問い合わせるよう強くお勧めする。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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