【完全動画】強行採決ではなく騙し討ち?IR実施法案、衆院内閣委でのデタラメ採決をご覧ください

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【完全動画】強行採決ではなく騙し討ち?IR実施法案、衆院内閣委でのデタラメ採決をご覧ください

衆院内閣委員会は15日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法案を与党などの賛成多数で可決した。個人的に強行採決という言葉は使いたくないのだが、これは強行採決というより騙し討ちのレベルである。これで可決したと言ってよいのだろうか?
冒頭で野党側からは審議不十分を理由に「審議継続」の動議が提出されたが無視され、山際大志郎委員長の採決を求める声も聞こえず中山展宏理事が聞き取れたかも怪しいタイミングで採決となり、委員長入出から退出まで1分程度の散会となった。
これを与党議員は「野党の強行反対」と称し、強行反対で理事がケガをしたと子供のように騒いでいる。切り取られていない全編動画をアップしたので見て欲しい。たった1分だ。

ケガをしたと騒ぐ幼稚な与党議員

暴力で採決を阻止するのも如何なものかと思うが、今回の採決ではマイクの奪い合いが数人の間であった程度。この際に中山理事が手を擦り剝いたと与党議員が騒いでいるが、揉める気満々で最初に委員長席に駆け寄り強引に委員長のマイクを確保にいったのは中山理事である。
それを大袈裟に「#野党 #暴力反対 #恥ずかしい」のハッシュタグで拡散する中曽根康隆議員。

杉田水脈議員に至っては採決に至る経緯が完全に間違い。

動画を見れば分かると思うが、委員長着席と同時に採決に入り野党が発言する機会はゼロ。中山理事が委員長発言冒頭で委員長席に駆け寄ったことで騒動が始まっている。しかも委員長の発言を聞く間もなく与党議員に賛成起立の合図を出し、起立後にマイクの取り合いを始め、もう一度起立の合図を出している。さらに揉み合いののちにもう一度起立の合図を行い、石原宏高理事らが呼応して合図を出している。起立は採決と関係なく行われ、3回の起立はなんであったかも分からない。

せめて委員会の手順を踏んで、審議を打ち切るべきタイミングを計って欲しい。入室と同時に委員長がゴニョゴニョと言い始めた途端に理事が「採決の合図」を勝手に出し、何が採決されたかも不明なまま退出する。さすがにこれはやり過ぎではないだろうか?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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