国民民主・玉木代表「#熱中症はもはや自然災害」原口副代表「#熱中症は人災」天災か人災かで党内不一致

政治・社会

国民民主党の玉木雄一郎代表は18日のブログで「熱中症はもはや自然災害、熱中症対策本部を設置せよ」と党内で「熱中症対策本部」の設置を検討するよう指示したことを明かした。
これに対し、同党の原口一博副代表はツイッターで「#熱中症は人災と投稿している。自然災害なのか人災なのかで党内不一致が起きているようだ。
国民民主・玉木代表「#熱中症はもはや自然災害」原口副代表「#熱中症は人災」天災か人災かで党内不一致

原口一博議員のツイッター
まあ、どっちでもいいんですけど、これは党内不一致というよりも両者が何も考えず思い付きで発言している証左でしょう。

支持率1%割れ対策本部の設置を

自然災害か人災かと言えば、天候による熱波が原因ですから自然災害でしょう。それに対して原口一博副代表は「対策を怠れば人災となる」と言いたいようだ。どちらにしても国民民主党の対策本部が立ち上がっても日本は涼しくならないし熱中症患者は減らないだろう。

問題は党代表が最初に「#熱中症はもはや自然災害」というハッシュタグを作っているに、副代表が持論を展開したうえで「#熱中症は人災」と真逆のハッシュタグを作るという考えの浅さだ。


代表が自然災害と言っているのだから、そこは統一すればよいものを、その投稿に「人災」とする持論を被せてしまうセンスのなさは致命的だ。

時事通信の7月政党支持率調査で社民党にまで逆転された国民民主党は、熱中症の心配よりも自分たちの心配をしたほうがいい。個々の議員としては完全アウェーの衆院選を勝ち抜いた面々もいるので、それなりの支持はあるのだが、これが集まって結党すると支持率では最下位争い。
これは選挙互助会としての国民民主党と判断された結果である。党として支持を集めたければ細かいところでの調整を行い、こういった党内不一致を「自由な意見」という美名でごまかさないことだ。これが民主党から脈々と受け継いでしまった“寄せ集め政党"の体質である。
早急に「支持率1%割れ対策本部」を設置するべきだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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