「蓮舫議員終了のお知らせ、蓮舫法案(国会議員の二重国籍禁止)27日に提出」悪質なフェイクニュース


「蓮舫議員終了のお知らせ、蓮舫法案(国会議員の二重国籍禁止)27日に提出」悪質なフェイクニュース

 政治ニュースサイトの「政治知新」が17日に公開した記事が話題となっている。記事では国会議員の二重国籍禁止法案により、蓮舫議員が失職し歳費の全額返還だけでなく警察が動かざるを得ないとされている。
立憲民主党・蓮舫議員終了のお知らせ・・・蓮舫法案(国会議員の二重国籍禁止)が27日に提出! | 政治知新

 新しい法案による事後法で過去の行為を罰することは”法の不遡及”の原則に反するもので、あり得ない見解だ。これが許されるなら多数派の与党が野党議員を自在に失職させることも可能となってしまう。少しでも政治に関心がある人間ならばもう気が付いたと思うが、これは悪質なフェイクニュースである。デマの発信源も簡単に特定できた。

スポンサーリンク

デマの発信源は自衛隊デマでも問題に

 このフェイクニュースのもとになっているのは、2016年9月28日に日本維新の会が参議院に提出した国会議員の二重国籍を禁止する法案で、いわゆる「蓮舫法案」と呼ばれるものだ。2年も前のニュースを今年の9月であるかのように記述しているのだ。
※タイトルを「立憲民主党・蓮舫」としているので、二年前のニュースを再掲載したものではない

 このような低レベルなフェイクニュースはどうして発信されたのか?答えは簡単で、記事の中で引用されているコメントのすべてが、元衆議院議員の中津川博郷氏に宛てられたもの。ここが発信源で間違いない。投稿はすぐに削除されたようだが、以下がグーグルに記録されたキャッシュである。
※表示は海外サーバー時間、日本時間17日15:51
「蓮舫議員終了のお知らせ、蓮舫法案(国会議員の二重国籍禁止)27日に提出」悪質なフェイクニュース

 この投稿を行った中津川博郷氏は日本維新の会の元衆議院議員(現職時は民主党)であるが、法案提出時はすでに現職ではない。それにしても維新の会が2016年9月に同法案を提出したことを知らなかったはずはない。おそらく、どこかで情報を得て「再提出」と勘違いしたのだろうが、現在は会期中ではなく秋の臨時国会も噂のレベルでしかない。不可解な投稿だ。

 この中津川氏は今年の1月にも「草津噴火で自衛隊員8人が円陣を組んで民間人の親子に声をかけながら噴石から守り、その隊員の一人がその後事故にあって死亡した。」と投稿しているが、バズフィードの取材と検証でデマであることが判明している。


 話を法案に戻そう。

 法案は実際に2016年9月28日に提出されたのだが、その後審議はされていないようで、委員会等で質問がなされた程度のようだ。

 この法案に関しては、蓮舫議員の疑惑を追及する側からも異論が多く矛盾も指摘されている。なぜなら、日本ではすでに二重国籍を禁止しており、改めて国会議員に限定した議論が成立しにくいからだ。
 公職選挙法で出馬時に国籍に関する情報をより明確にすることや、違反した場合の罰則を加えることは可能であるが、いずれにしても「蓮舫法案」として特定議員をターゲットに失職を求めるような内容ではない。
※日本維新の会・足立康史議員は法案提出前の会見で、記者から蓮舫議員は失職か?と問われ「法案が当時成立していれば」と否定している。
出典:維新が“蓮舫法案”を提出へ 国会議員の「二重国籍」を禁止 – 政治・社会 – ZAKZAK

 まがりなりにも「政治ニュース」を標榜するサイトが、このようなフェイクニュースを流しているようでは話にならない。勘違いなら知識に問題があるし、故意のフェイクなら信用の回復はできないだろう。

 タイトルも当サイトが5月に報じた記事からのパクリだろう。

余談ではあるが最後に・・・
 問題の記事に掲載されている中津川氏へのコメント

アカウント名が「フェイクニュースをぶっ飛ばせ」というのは、何かのギャグだろうか?逆にぶっ飛ばされているのだが。

【活動の支援をお願いします】

転載について

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

立憲民主党・初鹿明博がしれっとツイッターを再開、下半身スキャンダル以降約1年ぶり立憲民主党・初鹿明博がしれっとツイッターを再開、下半身スキャンダル以降約1年ぶり

後藤田正純が自分の炎上に陰謀論「政権批判のSNSを国家機関が監視?SNSの天才によって一度精査を」後藤田正純が自分の炎上に陰謀論「政権批判のSNSを国家機関が監視?SNSの天才によって一度精査を」





最近の記事

  1. 毎日新聞が捏造「前の天皇陛下はいつも座ったままで(首相を)見送っていた」→宮内庁が激怒「上皇陛下に対して極めて非礼で尊厳を傷つける」
  2. ファーウェイに激震!Google Play Store、Gmail、YouTubeなどへのアクセスが不可能に
  3. 公選法違反「#比例は共産党」のハッシュタグを党ぐるみで拡散、小池晃書記局長・山下芳生副委員長ら現職議員も使用
  4. 徹底解説!政府が朝鮮総連を破防法に基づく調査対象団体と閣議決定→ただし「適用団体に」はフェイクニュースである
  5. twitterカードに表示される画像・タイトル情報を変更する方法、間違った投稿や更新時に素早く対応
  6. 蓮舫が首相と芸能人の面会に苦言「中身の政策を伝えない」←立民の芸能人枠代表が蓮舫でボイパのおっくん、現役アナ、筆談ホステスを擁立してますが?
  7. 高須院長「告訴状完成なう」小西ひろゆき議員は禁断の一手へ「悪徳弁護士による被害には、弁護士の懲戒請求ができます」
  8. 共産党前議員「市原(公園)の事故もまたプリウス。オスプレイと同じ構図でないことを願う。」暴走死傷事故の冤罪を疑う投稿
  9. 金子勝さんが自宅階段で転落し入院→安定のアベガー「安倍一味にポアされた」「安倍親衛隊に突き落とされた」
  10. 小西洋之議員が高須クリニックCMを「民放連放送基準に抵触」とツイート→高須院長が刑事告訴を検討→小西「国会でも取り上げる」と恫喝



▼グループサイト
▼お問合せ・依頼
support(アットマーク)ksl-live.com

PAGE TOP