ブーメラン直撃!片山大臣追及の国民民主・後藤祐一議員が政治資金で香典代77万円支出、収支報告書訂正
片山さつき地方創生大臣の政治資金問題を追及していた国民民主党の後藤祐一議員に政治資金問題が浮上した。後藤議員は2010年から2014年にかけて、一旦は私費として出費した香典代計77万5千円を政治資金管理団体「実現男の会」の支出として計上していた。
後藤氏によると、そのうちの2014年分のみが神奈川県選挙管理委員会に保存されていたため訂正を届け出たという。政治資金規正法で香典は「寄附」にあたり政治資金からの支出が禁止されている。
何かと問題が多い後藤議員
後藤議員は過去にも複数回の問題を起こしている人物だ。
2017年2月には、防衛省の30代女性官僚を事務所で数時間に渡り恫喝するトラブルを起こしている。後藤祐一議員は、立場の弱い女性官僚に「人事評価を下げてやる」「お前をクビにできる」と大声で怒鳴り、机を叩くなどの威圧的な態度だったという。これを聞いた当時の稲田大臣は激怒し、予算員会で抗議しようとしたが、民進党の山井国対委員長が職員に平謝りして収束させた。
また、2015年6月には、深夜泥酔して議員宿舎にタクシーで帰宅、なかなか下車しないことから運転手が警察に通報するトラブルを起こしている。その際、警察と議員宿舎にいた国会議員らで下車させようとしたが、本人が暴れたため転倒し軽傷を負った。
一言で言うなら"トンデモ議員"である。これで堂々と国会質問に立ち与党の不祥事や疑惑を追及しているのだから、なかなかの厚顔無恥である。