足立康史議員「2億円は自民、公明、民主系に配られた」の謝罪撤回を撤回→「北側副代表に泣きつかれた」

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足立康史議員「2億円は自民、公明、民主系に配られた」の謝罪撤回を撤回→「北側副代表に泣きつかれた」

 日本維新の会の足立康史衆院議員は23日の衆院総務委員会で、政治資金2.3億円の不記載が発覚して堺市長を辞職した竹山修身氏の問題について「自公民の議員に闇で配られたのではないかと指摘する向きもある」と述べたが、25日の理事懇で発言を謝罪し撤回した。
 しかし、これに対して公明党の大阪市議会議員が執拗にツイッターで絡んだため、足立議員は26日「まだ被せてくるなら、謝罪撤回を撤回する。」と警告したが、聞き入れられなかったため、朝になって謝罪と議事録削除を撤回した。


謝罪の理由「北川副代表に泣きつかれた」

 足立議員は25日に謝罪と撤回をした理由について以下のように明かしている。

だいたい、これ。公明党だけ削除でも良かったんだけど、自民と民主が目立って困るとか小物議員たちがうだうだ言ったんだよ。民主系に至っては、面倒臭いから全部残したらどうかと言う始末。時間がもったいないから、大物の私は、全部まとめて削除するから前に進もう、と自ら提案した。辰巳、分かるか?


ある識者が「維新以外の政党」とツイートし私が自公民と補足したら、堺が地元の北側一雄副代表が、公明党だけは議事録から削除して欲しいと泣きついてきた。


北側副代表から、これでは地元がもたない、助けてくれ、と頼まれたから、
衆院総務委の公明党理事から、一芝居打ってほしい、と頼まれたから、
謝罪という猿芝居に協力してあげたんだ。

 理事懇での録音も残っているようだ。

 謝罪を撤回した足立議員の委員会発言は以下、

「2.3億円を超える政治資金が誰のポケットに入ったのか、どう使われたのか。一説には、ある識者はこれは自民党の議員に配られたんだ、自民党の議員、公明党の議員、民主系の議員に配られたんではないか、要は、選挙にあたって、堺市長に当たって、この二億円超のお金は堺市議会の自公民の議員に闇で配られたんではないかと指摘する向きもあります」

 事情を知らない公明党市議会議員が藪蛇をつついてしまった形だ。足立議員はこの問題について引き続き追及する構えのようだが、堺市議会で維新が提出した竹山氏への不信任決議案に自民公明共産などが反対し、辞職後の議員総会も拒否している理由が問われそうだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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