橋下徹氏「これはアウト」竹山修身選手(堺市長)が1億アップの2億3千万円で更改「恥ずべきとこない」
政治資金報告書への不記載が問題となっている堺市の竹山修身市長は15日、改めて調査した結果、不記載は今までの説明より1億円多い2億3千万余りに上ったことを明かした。
堺市の竹山市長は先月、資金管理団体や後援会などが政治資金収支報告書に1億3000万円余りを記載していなかったとする調査結果を市議会に報告しましたが、不自然な点を数多く指摘され、再調査を求められていました。
改めて報告された調査結果によりますと、記載していなかった金額は、収入が1億2000万円余り、支出が1億1400万円余りで、合わせて2億3400万円余りに上り、これまでの説明よりおよそ1億円多くなっています。
出典:堺市長 政治資金の不記載 1億円増え2億3000万円余に | NHKニュース
橋下氏「これはアウト」竹山氏「恥ずべきところない」
このニュースに対し元大阪市長の橋下徹氏は「さすがにこれはアウトだろ」「ここまで来たら検察の出番だ」とツイッターに投稿している。
https://t.co/6AJAhViB5c
さすがにこれはアウトだろ。これが許されるなら、もう誰も政治資金規正法を守らなくなる。ここでメディアが辞任に追い込まなければ、メディアの存在意義なし。舛添さんとのバランスも取れない。また、ここまで来たら検察の出番だ。— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 15, 2019
しかし、当の竹山氏は「公務をするにあたって恥ずべきところはない」と辞職を否定している。
竹山市長は「振り込み通知書を再発行して確認したところ、漏れていたものがあった。前回の市長選挙では、各界から多くの支援をもらった結果、金額が多くなった」と説明しました。
そのうえで「議会でしっかり説明したい。公務をするにあたって恥ずべきところはない」と述べ辞職する考えがないことを強調しました。
出典:堺市長 政治資金の不記載 1億円増え2億3000万円余に | NHKニュース
明らかにメディアに守られている。億を超える不記載など通常はありえず、ワイドショーなら視聴率をとれる話題だが、関西以外ではこの問題を報じることもない。
3月14日には堺市議会で市長の不信任決議案が提出されたが、維新以外の自民や共産が反対し否決されている。大阪維新会代表の松井一郎氏は、2度目の不信任決議案が否決された場合はリコール運動を行う方針も示している。
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