日本共産党員が中核派候補の選挙ボランティアに参加?機関紙「前進」に党員が寄稿「3回ほど足を運んだ」
政治・社会
4月に行われた統一地方選で、日本共産党の党員が中核派の候補を応援し選挙ボランティアに複数回参加していたことが機関紙「前進」に掲載されている。寄稿者の共産党員は杉並区議選で中核派の活動家・洞口朋子氏の選挙ボランティアに3回ほど参加していたという。
#みんせい信大班 のみなさん‼️
天皇に祝意を送り、右転換する代々木の日本共産党に何の展望がありますか?戦前の長野の日本共産党は旧制松本高校事件(現信大)で50人以上の逮捕者を出しながら天皇制打倒、侵略戦争反対を闘いました‼️今こそ革命に立ち上がる時じゃないですか⁉️
『前進』3034号より pic.twitter.com/J2aCiVqcKx— 前進社 長野支局 (@zenshin_nagano) 2019年5月14日
日本共産党は中核派を「殺人者集団」と規定
日本共産党はこれまで、中核派との関係を否定し公式ツイッターにも投稿している。
「革マル派」とか「中核派」などと名乗る団体は、凄惨な「内ゲバ」事件などをおこしてきた反社会的な暴力・殺人者集団であり、日本共産党とは全く関係がありません。
彼らの言動をみると、国際的な無差別テロを賛美し、テロリストへの支持・連帯という主張をさけんでいます。https://t.co/X55J9arsMQ
— 日本共産党⚙???? (@jcp_cc) 2018年12月9日
中核派を「反社会的な暴力・殺人者集団」「国際的な無差別テロを賛美し、テロリストへの支持・連帯」と規定しておいて、党員が選挙ボランティアに参加していたとしたら大変なことだ。無論、中核派の機関紙での主張であり事実として鵜呑みには出来ないのだが。
これらの動きは、日本共産党が皇室に対する態度を和らげていることへの反発なのかもしれない。共産党の活動が「革命」から通常の政治活動に溶け込んでいくことに反発する党員もいるだろう。
これが事実なら共産党が破壊活動防止法に基ずく調査対象団体であることも納得できる。
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