群馬県でオオモノサシトンボ・ゲンゴロウなどが採集禁止へ

いきもの関連

図説 日本のゲンゴロウ
写真:図説 日本のゲンゴロウ

2015年5月12日、群馬県自然環境課は希少野生動植物の種の保護に関する条例に基づき、オオモノサシトンボ・ゲンゴロウ・オオタニシなど11種(動物3種・植物8種)を指定する案を発表。
本案は8月中を目途に正式決定される予定。

規制対象種(案)

動物

オオモノサシトンボ(昆虫)
ゲンゴロウ(昆虫)
オオタニシ

植物

タチスミレ
アイズヒメアザミ
ナツエビネ
ムカデラン
ムカゴソウ
ノヤマトンボ
ニョホウチドリ
コウシンソウ

加工品であっても罰則の対象

生きている個体の捕獲や採取は当然罰則の対象となるが、違反して捕獲された個体等を加工したものの受け渡し等も禁止され罰則の対象となるようです。

2 個体等の取扱いに関する規制
(1) 捕獲等の規制
① 捕獲等の禁止
特定県内希少種の個体等の捕獲等については、その保護の重要性に鑑み、原則と
してこれを禁止する。
② 捕獲等の許可
特定県内希少種の個体等の捕獲等の許可については、学術研究又は繁殖の目的そ
の他その種の保護に資する目的と認められるものを除き、原則として許可しないも
のとする。
(2) 違法に捕獲等をされた個体等の譲渡し等の禁止
捕獲等の規制に違反し捕獲等をされた個体等又はこれらの加工品であって、規則で
定めるものの譲渡し等については、これを禁止する。

出典:群馬県県内希少野生動植物種保護基本方針(pdfファイル:234KB)

違反して捕獲した個体は標本や装飾品にしても受け渡しはできない。
違反すると1年以下の懲役か50万円以下の罰金が科されるとのこと。

ニュースソース
特定県内希少種を初指定へ : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20150612-OYTNT50370.html

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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いきもの関連採集禁止,法令,種の保存

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