デマ確定!昭恵夫人「幸運を祈ります」は民進福島議員の捏造と判明

政治・社会

福島伸享議員

写真:福島伸享議員フェイスブックより

17日、民進党の福島伸享議員が衆院外務委員会で、昭恵夫人から籠池理事長夫人へ「幸運を祈ります」というメールを送っていたとして、安倍首相を厳しく問い詰める場面があった。
だが、20日の「特ダネ!」(フジテレビ)で時事通信社の田﨑史郎特別解説委員が「取材した内容と異なる」と指摘、さらには森友学園側もツイッターで完全否定したことで民進党の捏造であることが確定した。
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籠池夫人が昭恵夫人を騙そうとした?

民進党の福島伸享議員は17日の衆院外務委員会で以下のように述べている。

「私、すごいびっくりしたのは、昨日、われわれの民進党の同僚議員も、籠池さんの自宅に行って話を聞いてたんですね。そうしたら、その、わーって周りをマスコミが取り囲んでる中で、何やってるかって生中継で報道されている最中に、籠池理事長夫人の携帯電話に、安倍昭恵夫人からメールが来て、『幸運を祈ります』という文書が来たのを、みんなに、奥様が見せてくれたっていうんですよ。私、これね、びっくりしました。すごいなあと。テレビでまさに中継している最中に、おそらくそれで何が行われてるかもお分かりの中で、昭恵夫人からメールが、これは事実として確認しているんです、われわれの議員が
出典:【森友学園問題・衆院外務委員会詳報(下)】安倍昭恵夫人「昨日も籠池氏夫人とメール」 民進・福島伸享氏が指摘 – 産経ニュース

ここまで言い切っておいて、これが捏造だったとは。
時事通信社の田﨑史郎特別解説委員は、フジテレビの「特ダネ!」に出演し、実際のやり取りは以下のようなものだったと説明した。

籠池夫人
認可を頂くには3億円必要です
ピンチはチャンスです
昭恵夫人も協力してください

昭恵夫人
祈ります

これが事実なら、籠池諄子副園長は昭恵夫人と金銭のやり取りを匂わすメール履歴に残そうと、この騒動の最中に寄付を無心するメールを送り、それを昭恵夫人が断る意味で「祈ります」と返信していることになる。「お金は出せないので祈ります」という所謂、就職活動の学生に送られる「お祈りメール」と同様の意味だったのではないか?
これを民進党の福島伸享議員は、野党議員に囲まれる籠池詢子副園長を激励する意味であるかのように「幸運を」と付け加え、事実を捻じ曲げる質問を行っていた可能性は極めて高い。
※3月23日追記
メールのやり取りについては、籠池夫人が安倍昭恵夫人を責めるように「安倍首相はなぜ地検に訴えるか」「死にます」などとメールし、それに対し昭恵夫人は「嘘です祈ることしかできません」「祈ります」と返信したという説が浮上。
23日、参院の証人喚問でも西田議員が「昭恵夫人からのメールを野党議員に直接見せたのか?」という質問に籠池理事長は「そのようなことはなかった」と福島議員の証言を完全に否定。

これは「ライブドア偽メール事件」の再来か?結果的に永田議員が自殺するという痛ましい事件であったが、民進党は何を学んだのだろうか?
今になって籠池氏の証人喚問にビビっているようだが、下らない捏造なんかしてないで、籠池理事長の政治団体顧問であった松原仁議員を徹底的に調べるべきだ。
松原仁(民進)平沼赳夫(自民)が森友学園理事長の政治団体顧問であった記録が見つかる

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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