福島瑞穂のカンマの使い方「2,00万円・16,00万人・2,80万人」逆に単位が分からないと話題に
福島瑞穂参議院議員(社民党副党首)の「カンマ」の使い方がおかしい。福島瑞穂議員が16日にツイッターに投稿した文章を見ると、数字の区切りが通常の3桁区切りになっていないのだ。
「年収が2,00万円以下の人は16,00万人である。10年前に比べて非正規雇用は2,80万人ほど増え、正社員は87万人減っている。」
年収が2,00万円以下の人は16,00万人である。10年前に比べて非正規雇用は2,80万人ほど増え、正社員は87万人減っている。小泉政権で、派遣法を改悪し、安倍政権で、派遣は一生可能とし、すべての業種で可能とした。非正規雇用の拡大は、政治の責任である。自己責任ではない。
— 福島みずほ 参議院議員 社民党党首 (@mizuhofukushima) October 16, 2017
不思議なことに社民党支持者からはほとんど指摘はなく、この投稿は2000件以上リツイート拡散されている。指摘しているのはどちらかと言えば社民党に反感を持つ層のようである。
算用数字を漢数字単位に書き換えた?
この不思議な桁区切りは、資料から数値をコピーペーストした後に、ツイッターの文字数制限の関係で“2,000,000円"の下4桁“0000"を万に書き換えたため「2,00万円」になってしまったのだろう。福島瑞穂議員の投稿文字数は135文字となっており、すべてを算用数字にするとツイッターの140文字制限にかかってしまう。
この他に考えられる理由として、漢数字を併用する日本人には、万進法で4桁区切りが理にかなっているとういう声は昔からあり、極一部ではあるが4桁区切りが正しいと主張する人もいる。
例えば4桁区切りだと
1600,0000
↓
1600万
1,6000,0000
↓
1億6000万
このように、カンマの位置と「億」「万」の単位が一致する。算用数字も4桁なら、カンマで区切るセクションが千、万、億と分かれる。
但し、公文書等で3桁が規定され(一部例外あり)ていることから、この表記方法が採用される可能性はほぼ無い。
対して、英語圏などの影響を受けた3桁区切りは、距離・体積・重さを表す度量衡において、1,000gが1kg、1,000mが1kmと理にかなっている。
様々な説と主張は存在するが、福島瑞穂議員の表記方法は漢数字単位併用であることから、本来は区切りは使わないで「200万」とするのが正しい。どの説と照らしても間違っている。
単純なミスである可能性もあるが、このような間違いを違和感も感じず投稿してしまう軽率さは、常人には理解できないレベルだ。