福島瑞穂「私は韓国ドラマを見て朝鮮王朝史を知った」小池晃「日本は朝鮮を侵略した、選挙権を与えよう」

2018年1月8日政治・社会

民団（在日本大韓民国民団）が発行する機関紙「民団新聞」のインタビューを受けた額賀福四郎（自民党）小池晃（共産党）福島瑞穂（社民党）の発言内容がデタラメ過ぎる。
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福島瑞穂参院議員は「私は韓国ドラマの階伯（ケベク）やトンイ、許浚（ホジュン）などを観て、朝鮮王朝史を知り、百済の扶余に行ったことがある。」と頓珍漢丸出しで韓国側にも礼を欠く発言をし、小池晃参院議員は「日本側には、朝鮮半島を侵略し、植民地支配した過去の歴史に対する姿勢が問われる。」と、武力侵攻の事実もない併合条約を「侵略」とでっち上げ、朝鮮半島に対する投資で近代化を図り教育に注力したことを「植民地」と朝鮮半島を侮蔑する言葉で表している。

韓国人を差別しているのはコイツら

額賀福四郎の"どっちつかず"

日韓議員連盟会長である額賀福四郎議員は当たり障りのない中道的な発言に終始し、歴史認識に関しては「植民地支配により多大な損害と苦痛を与えた」と小渕恵三元首相の言葉を借りるに留めた。同議員は日本会議国会議員懇談会の副会長を務め、靖国神社に参拝する会にも所属しているが、保守層からすれば今回のような発言は不甲斐なく映り批判の声も挙がっている。

小池晃の韓国人蔑視

共産党の小池晃書記局長は、どうしてここまで日本が嫌いになれるのだろうかと不思議なくらい日本政府を批判している。日刊の交流を深めるにあたって"双方の"努力が必要としながら「日本側には、朝鮮半島を侵略し、植民地支配した過去の歴史に対する姿勢が問われる」と一方的かつ事実に基づかない持論を展開し、日清・日露戦争を「朝鮮半島の植民地支配を進めていく戦争だったことに違いない」と断定的に語っている。これらの発言は一見、韓国（朝鮮半島）に媚びた発言のようにも見えるが、当時の朝鮮半島の独立を否定し民族自決権すらなかったかのような侮辱でもある。
韓国併合に関して強制性があったか否かの議論は結構だが、韓国側の主張がどうであれ日本の国会議員が史実を無視し、情緒的な意味で朝鮮半島を「植民地」と称しているのならこれこそ差別である。
また、在日韓国人について「一方的に日本籍を奪われた。」「永住外国人に地方参政権の付与は当然だ。」と、前述の「侵略・植民地支配」と矛盾して日本籍を得るべきだったという主張をしている。

福島瑞穂の軽さと妄言

社民党の福島瑞穂副党首に関しては論ずるに値しないレベルだ。
民族の誇りである朝鮮半島史を「韓国ドラマで見た」と国会議員にあるまじき軽さで語るなど言語道断で、これを無批判に掲載した民団新聞にも問題があるだろう。
また、天皇陛下が平成１３年１２月の記者会見で「私自身としては，桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると，続日本紀に記されていることに，韓国とのゆかりを感じています。」と述べられたことに言及した際には、地位としてではなく個人としての「天皇陛下」または「今上天皇」とするべきところを「天皇」と称している。この呼称の問題に関して、筆者自身は過敏になり過ぎることを好ましいとは思わないが、少なくとも福島瑞穂議員は国会議員であり、かつては国務大臣として直々に認証を受けているだけに恥ずべきことだ。

日本が嫌いな国会議員は落選させろ

ここで取り上げた３氏のコメントが実際の発言を忠実に書き起こしたものとは思わないが、話の趣旨としてはそのまま掲載されているのだろう。福島瑞穂議員の「天皇」に関しても、民団新聞がそれで統一しているという見方もできるが、福島瑞穂議員が普段から意地になって「天皇」と呼称していることから言い訳にはならないだろう。
保守層では、自民党の額賀福四郎議員が民団のインタビューを受けていること事態を問題視する向きもあるが、ある程度の調整弁的な議員が必要であることも現実である。そういった党派性や精神論ではなく、小池晃議員や福島瑞穂議員が在日本とはいえ韓国にルーツとイデオロギーを持つ民団に対して、自国を貶めるようなパフォーマンスを平然と行い自国民を蔑ろにしていることに危機感を持つべきだろう。
こういった議員が選挙で当選しているということは、この日本国内に少なからず「日本嫌い」な連中がいるということだ。

余談ではあるが、福島瑞穂議員は書籍などの文献で学習することなく、日頃から旧作映画ばかり鑑賞し簡単に影響を受けてしまうようだ。
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