山口二郎教授「拉致問題は日本が低姿勢を捨て去るための格好の正当化根拠」韓国ハンギョレ新聞で日本批判
法政大学法学部教授の山口二郎氏が、韓国のハンギョレ新聞に日本を貶めるコラムを寄稿している。
お得意の「日本による侵略」という自虐史観を展開し、下町ボブスレーの不採用を「中身のない美談、仕事が低レベル」と誹謗中傷する始末。その中でも最も許しがたい表現がこれだ。
北朝鮮による日本人拉致事件の発覚と核・ミサイルの開発は、低姿勢を捨て去るための格好の正当化根拠を提供している。
日本の保守派にとって、悪役北朝鮮と話し合いによって平和を求めるなどという軟弱な輩は不愉快であり、目障りである。日本が低姿勢を捨てるためには、北は常に悪役でなければならず、朝鮮半島には常に緊張が存在しなければ困るのである。
出典:[寄稿]自己中心主義という病 : 社説・コラム : hankyoreh japan
日本人拉致問題を、保守が北朝鮮を批判する「格好の正当化根拠」と、あたかも北朝鮮批判が不当で拉致問題が発覚しなければ良かったかのような記述である。
拉致の発覚は左翼にとって不都合な真実
山口二郎教授の「北朝鮮による日本人拉致事件の発覚と核・ミサイルの開発は、低姿勢を捨て去るための格好の正当化根拠を提供している。」という表現は、拉致問題とミサイル開発への批判に、別の政治的理由があるかのような言い草だ。
拉致問題解決に向け尽力する方々や、拉致被害者家族を支援する方々に保守派が多いことは事実であるが、それはあまりにも左派が北朝鮮に甘く、拉致問題に無関心であったことの結果である。
他国によって拉致された同胞を救い出すための行動が、なぜ「低姿勢を捨て去った」と批判されなければならないのか。このような言いがかりは、拉致被害者とそのご家族までも侮蔑する許し難き暴挙だ。
山口二郎教授は、保守が先の大戦に関する責任論から逃れるために、拉致被害者奪還運動をしていると本気で思っているのだろうか。百歩も二百歩も譲って、先の大戦の自虐史観を一つの意見として寛容しても、北朝鮮による拉致を正当化し寛容することなどできるはずもない。同胞が拉致されて、還してくれと叫ぶことは保守思想以前に、人として当然のことである。
ハンギョレで書くならライダイハンを書け
山口教授は日本国内でも、しきりに慰安婦問題で安倍政権や支持者を批判している。
慰安婦問題に関する日韓合意をめぐる紛糾の件。慰安婦はいなかったとか、売春婦だったと主張する品性下劣の輩が安倍政権の応援団を気取っているというところに韓国側の反発を招く最大の原因があると思う。日本の指導者が反省の気持ちを国民的に共有しようとする誠実さを持つかどうかが問われる
— 山口二郎 (@260yamaguchi) January 10, 2018
ここまで韓国側に立ってものを言うのであれば、このハンギョレ新聞が発行する週刊誌が「(韓国の)偏狭なナショナリズムを打破する」としてタブーに挑み連載をした、ライダイハン問題も日本で広めてみてはどうだろうか?
“ライダイハン"とは、ベトナム戦争に派兵された韓国人兵士と、現地ベトナムの女性の間に生まれた子供のことだ。無責任に子供を産ませ帰国しただけでなく、強姦、慰安婦としての売春が多かったとされる。また、強姦の末に虐殺するなどの蛮行も行われており、ハンギョレ新聞はこのタブーに挑戦し韓国国内で猛反発を受けた。ついには、退役軍人の団体2000名以上に会社を襲撃され、施設は破壊され社員たちの多くが負傷したが、それでもライダイハン問題の連載を継続したのがハンギョレ新聞なのである。
※虐殺等の内容はここでは掲載しないが、およそ人間のやることとは思えないほどの残虐行為である。
→ライダイハン – Wikipedia
山口教授も、ハンギョレ新聞で日本の悪口なんて言っていないで、日本でもこのライダイハン問題を取り上げるべきだ。