大相撲土俵で市長倒れ、女性が心臓マッサージ!→協会「女性は土俵から降りてください!」マイクで吠える
スポーツ
大相撲の春巡業「大相撲舞鶴場所」で、挨拶のために土俵に上がった多々見良三市長(67)が突然倒れた。救命のためにスーツの男性が土俵に駆け上がり心臓マッサージを開始。※男性らは心臓マッサージを開始しなかったという証言あり
その後、医療関係者か救命経験があると思われる女性2名が心臓マッサージを交代し、さらに別の二人の女性が応援のために土俵に駆け上がり場内は騒然となる。
ここで、とんでもないことが起こる。
なんと、相撲協会の場内アナウンスが「女性の方は土俵から降りてください!」と繰り返しマイクで警告を行ったのだ。しかし、女性たちは救命を継続、直後に市消防隊員がAEDを持って駆け付け、数分後には市長を担架に乗せて病院に搬送した。市長は意識があり命に別条はないという。
参考:市長倒れ、応急処置で土俵に上がった女性に「降りて」とアナウンス 大相撲巡業の京都・舞鶴場所 – 産経WEST
実行委員会は「女性が応急処置をしている間はそうしたアナウンスは聞いていない」としているが、これは嘘だ。会場にいた観客が動画を撮影しており、消防隊員が駆け付ける前の心臓マッサージ中に繰り返し土俵から降りるようにアナウンスしている様子が確認できる。
動画では救命中にアナウンスされている
https://youtu.be/35aIqDTYOD8
消防隊員どころか警察官も土俵に上がっていない状態で、場内アナウンスは「女性の方は土俵から降りてください!」と心臓マッサージ中の女性や交代に入った女性に繰り返しマイクで警告している。
大相撲では土俵に女性を上げることは許されず、過去には大阪場所の表彰式で太田房江府知事(当時)が「土俵上で表彰状を手渡したい」と熱望したが相撲協会は受け入れていない。神事であることから例外を認めないという姿勢には賛否があるが、一定の理解は得られてきた。
しかし、今回は緊急の救命である。
ひるまず土俵に駆け上がり、マイクアナウンスの警告にも応じず人命を優先した勇気ある女性たち。
対して、救命中の女性を土俵から降ろそうとした相撲協会の男たち。
神はどちらにお怒りになるだろうか?
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