立憲民主議員の国会質問「プリキュア映画見た!子供たちが怪物ウソバーッカになる!安倍政権のせいだ!」
15日の衆議院本会議で立憲民主党の桜井周議員が「映画 プリキュア」に登場する怪物の危険性について、林芳正文部科学大臣に質問をするという珍事が起こった。
春休みに映画プリキュアを見た櫻井議員は、物語の中で登場する怪物「ウソバーッカ」は嘘を吐かれた子供たちが姿を変えたものだから、これはアニメだと笑い飛ばせないと。安倍政権のせいで、本当に子供たちが「ウソバーッカ」になるのではないかと懸念しているという。
桜井周「娘とプリキュアの映画を見た!嘘をつかれた少年がウソバーッカという怪物になり社会を混乱させてたが、安倍内閣は嘘ばかりだからアニメの作り話と笑い飛ばせない!嘘をつかれた子供達はプリキュアのウソバーッカみたいになる!」
立憲民主党は国会でこういうレベルの質問をします…#kokkai pic.twitter.com/Q5rubrWvwc
— DAPPI (@take_off_dress) 2018年5月15日
出典:DAPPIさんのツイート
林文科相はこのふざけた質問に対し、プリキュアに一切触れず「丁寧に説明していく」と軽く流した。
桜井先生、ご安心ください。プリキュアはフィクションです。
ネタ元は自身のブログだった
この質問をした桜井議員は3月下旬、自身のブログでもこの件を取り上げている。
今回のテーマは約束を守る、約束を守らないと嘘つきになる、というものでした。そして、約束を守ってもらえなかった少年が、世の中はウソばかりと嘆き悲しみ、ウソバッカーという怪物になって世の中を荒らしました。そこで、過去に戻る扉を通って、昔の少年に会いに行き、果たせなかった約束を果たすことで、少年がウソバッカーという怪物から元の少年に戻るというものでした。
「ウソばかり」というのは、アニメの世界だけでなく、リアルに我が国の政治で大問題になっていることです。単なる偶然だとは思いますが、国会でウソの答弁が横行していることが発覚した時期に重なったので、子どもたちが大人の世界をどのように見ているのか、恐ろしくなるとともに、子どもたちに顔向けできる社会を取り戻したいと強く思いました。
出典:ウソばっかり | 日刊!桜井シュウ
こんな低レベルの話題を一カ月以上も温めて、本会議という晴れ舞台で披露する愚かさ。ようするに、桜井議員は自分の子供に「パパが国会でプリキュアのお話ししたよ」と言いたいだけだろう。
そのうち国会中継カメラに手を振りだすのではないだろうか?