野党の国会攻勢も効果なし?安倍内閣の支持率が51%に上昇、日ロ平和条約交渉「評価する」が67%

政治・社会

安倍内閣支持率77%、首相質疑終了後のSNS調査ではマスコミと真逆の結果

 日本経済新聞社とテレビ東京による23~25日の世論調査で、安倍内閣の支持率が51%と前回から3ポイント上昇した。国会では野党が片山・桜田大臣の追及で攻勢をかけているが効果は無く、野党各党の支持率は横ばいとなっている。日ロ平和条約交渉については「評価する」が67%で、支持率アップに貢献したものと思われる。


テレビと乖離するイメージ

 野党で支持率が最も高かった立憲民主党でも9%と完全に頭打ち状態となっている。テレビでは野党の言い分をそのまま垂れ流す形で、片山大臣と桜田大臣をネタに内閣のイメージダウンを図っているが、自民党の支持率は40%でダメージはなかったようだ。
 立憲民主党以外の野党は共産党が3%、それ以外の野党は1%か0%という壊滅状態である。これがそのまま選挙結果に反映されるとは思えないが、野党が一部の狂信的な「反安倍」に頼るばかりでノンポリ層を獲得できていないことの表れかもしれない。

 変動しているのは政党支持率ではなく内閣の支持率で、安倍首相の外交成果や期待によって、自民党支持者が「総裁を支持する」という評価をしているのかもしれない。
 一度支持した政党を変えるものは少なく、選挙となればいかにノンポリ層を獲得するかがカギとなるが、今のように野党が蚊帳の外では政権交代など起こりそうにもない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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