福島瑞穂議員が国会で暴言!外国人技能実習生を「奴隷制」と断定する発言、理事会で議事録削除を検討
政治・社会
26日午後に行われた参議院予算委員会で、質問に立った社民党の福島瑞穂副代表が外国人技能実習制度を「奴隷制」と発言し質疑が一時中断する一幕があった。
福島議員は外国人技能実習制度に関する答弁を行った山下法務大臣に対し「現代の奴隷制で問題はハッキリしています」と発言、これを受けて自民党の石井準一理事が委員長席に駆け寄り、委員長は速記を止め質疑が中断した。
繰り返し「奴隷制度」と発言
速記を止めた委員長は与野党理事らと協議し「さきほど福島瑞穂議員の発言に不穏当と思われる発言があった、後刻、理事会で速記録を調査し適当な措置を取るものとする」と告げた。野党理事らが委員長席に集まる前に石井理事が「奴隷制は削除して」と委員長に求めており、議事録からの発言削除が理事会に諮られるものと思われる。
福島議員はこの数分前にも技能実習生を「奴隷制だ」と発言している。
「奴隷」という表現については、21日の衆議院法務委員会で国民民主党の山井和則議員が「国連からも奴隷労働ではないかと批判されている」と発言しているが、これは問題視されていない。山井議員はあくまで他者の発言として「ではないか?」と疑問形で発言しているが、福島議員の場合は自身の見解として断定形で言い放ったのが問題視されたのだろう。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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