足立康史議員「技能実習制度に指一本触れず運用してきた民主党政権の議員達が安倍政権を糾弾する不思議」
日本維新の会の足立康史議員は6日、技能実習制度を巡り与党批判を繰り返す元民主党議員らに対し「政権の座にありながら三年三ヶ月の間技能実習制度に指一本触れず運用してきた元民主党の議員たちが、一昨年に新法を制定して在留管理を強化する新制度を昨年11月から施行している安倍政権を糾弾している。不思議だ。」とツイートで疑問を投げかけた。
“3年で69人の技能実習生死亡 法務省資料” 立民 有田氏https://t.co/bIOIj0fk2F
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政権の座にありながら三年三ヶ月の間技能実習制度に指一本触れず運用してきた元民主党の議員たちが、一昨年に新法を制定して在留管理を強化する新制度を昨年11月から施行している安倍政権を糾弾している。不思議だ。— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) December 6, 2018
技能実習制度を巡っては民主党政権下の平成22年7月1日、外国人研修制度の見直しにかかる措置、在留資格技能実習が施行され、その当時の厚生労働政務官が山井和則衆院議員(現・国民民主)であることを山下法務大臣が答弁で指摘している。
参考:国民民主・山井議員は在留資格技能実習新設時の政務官、技能実習法に民進党も賛成と山下大臣にバラされる
安倍首相も同様の指摘
6日の衆議院法務委員会において、立憲民主党の小川敏夫議員が「特定分野の労働力が外国人に頼らざるを得ない状況になったことは、貴方(安倍首相)に責任がある」と発言したことに対し首相は「努力は相当してきましたよ。はっきり申し上げて、我々の前の政権の時に何か努力したんでしょうか?」と切り返す場面があった。
https://twitter.com/take_off_dress/status/1070578424714977281
これは外国人技能実習制度に限った話ではないが、足立康史議員も指摘するように元民主党議員らは、自分たちの政権で何もせず事態を悪化させたことを棚に上げ、それを引き継ぐ形で立て直しを図る安倍政権を批判するのは筋が通らない。国会でそれを指摘されるとワーワーとヤジを飛ばすだけで、反省の色も全くない。すべてはパフォーマンスでしかないのだ。
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