足立康史議員「安倍政権の下での〇〇は反対。楽でいいよな」増税方針を決めた野田元首相が立憲会派に合流
立憲民主党の枝野代表は21日の定例会見で、前政権において増税方針を決めた野田佳彦前首相(無所属の会)の立憲会派合流が検討されていることについて記者から問われ「自身が増税を決めた当事者であるが、その後の安倍政権下で適切な運用がされていない」として増税反対を強調したうえで「私たちの考えを理解していただけるのであれば、是非お加わりいただきたい」と述べた。
これに対して、日本維新の会の足立康史議員は「安倍政権の下での〇〇は反対。改憲も、増税も、移民も…楽でいいよな。」とツイッターで苦言を呈した。
立憲代表、野田前首相合流に期待=「消費税増税反対」が条件https://t.co/uyZ7qwlVOS
枝野氏「私も(野田内閣の)閣僚だった。当時は適切な判断だと思ったが、その後の安倍政権の下で想定通りに運用されず、考え方を変えた」
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安倍政権の下での〇〇は反対。改憲も、増税も、移民も…
楽でいいよな。— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) December 21, 2018
足立議員が指摘する通り、民主党政権が残した負の遺産を「安倍政権の運用が悪い」と言えば全て許されると思っている枝野代表の無責任ぶりが露呈した会見である。
【会見動画】書き起こし
かつて消費税を上げるということを2012年だったでしょうか、決めた時の当事者は、私も当事者です、時の閣僚です。従ってそのことを理由に、一緒にやれないという事はありえない、自己否定になります。
私も当時は適切な判断だったと思っていましたが、その適切な判断が、その後の安倍政権の下で我々の想定通りの運用がされない、そしてその後の経済状況や社会状況、そして税以外の分野のところにおける税の使われ方、その他を考えた時には現状で上げることは出来ない。
そして先ほど申し上げました通り、消費税に依存した財政再建ではなくて、直接税の公平公正を優先して議論するべきだ。こういうふうに私自身も考え方を変えました。
わたくし共は、こうした考え方を理解して賛同して頂けるのであれば、是非お加わりいただきたいというふうに思っております。
ほんと、楽でいいよな。
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