立憲・長妻昭議員が謝罪 技能実習生の死傷者数めぐる誤認ツイート、足立康史議員「煽るのでなく冷静に」

政治・社会

立憲・長妻昭議員が謝罪 技能実習生の死傷者数めぐる誤認ツイート、足立康史議員「煽るのでなく冷静に」

 立憲民主党の長妻昭衆院議員は14日、外国人技能実習生の労災死傷者数を巡るツイッター投稿で誤りがあったことを謝罪して訂正した。


 長妻議員は13日に「外国人技能実習生が昨年だけで2494人も労働災害で死傷しています。もはや実習ではありません。」と制度を批判していたが、外国人労働者全体の死傷者数2494人と技能実習生の死傷者数639人を取り違えてツイートしていた。

足立議員「煽るのでなく冷静に」

 この長妻議員のツイートには投稿直後から指摘が相次いでいたが、訂正まで丸一日を要している。批判ありきの思い込みが原因だと思われるが2010年7月1日の技能実習制度関連の改正が施行された際の厚生労働大臣は長妻昭議員である。この際に技能実習生の労働災害防止に何かをしたのだろうか?

 長妻議員のツイートに対して、日本維新の会の足立康史議員は「日本人は12万人も死傷しています。とにかく、煽るのでなく、冷静に、制度を改善しましょう。問題をレイズするなら、民主党政権でも同じなんだから、まず反省を。」とリプライしている。

 足立議員が示した資料でもわかるように、日本の労働者全体の労災死傷者に対して技能実習生の労災死傷者の発生率に優位差は生じていない。しかし、労災を減少させる対策は、数の多寡に依らず常に冷静な議論を継続する必要がある。
 技能実習制度関連の改正が施行された際の厚生労働大臣が、民主党政権時の反省もなくひたすら現政権叩きに終始している。これで苦しむのは外国人技能実習生だというのに。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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