セクハラ問題の広河隆一が通販生活に登場「権力者が隠そうとする加害の事実を世界に伝える」←おまいう
立場の弱い女性への性暴力が取り沙汰されたフォトジャーナリストの広河隆一氏が、通販生活の最新号に登場している。原稿の締め切りが問題発覚以前だったとはいえ、この内容で発送されても受け取った側はどう読めばいいのやら。
通販生活の最新号。「権力者」を批判しているつもりが、自身が小さな世界の「権力者」で、「加害の事実」を隠していたという…。しかし、校了に間に合わなかったのかもしれないが、これからこれを売るわけ? pic.twitter.com/Ozzel6wgDp
— Shoko Egawa (@amneris84) January 5, 2019
「権力者たちが隠そうとする加害の実を世界に伝える」
近年稀に見る特大ブーメランである。今年最初の"おまいう"案件。
通販生活の謝罪に検索よけ対策
新年に発送されているので年末には納品されていたのだろうが、12月26日発売の文春発売の前日には情報は出ていた。回収は出来なかったのだろうか。通販生活によると対談は11月23日、編集作業は12月5日に終了し12月17日には見本誌が刷り上がっていたという。
この件について、通販生活のホームページに謝罪と経緯説明が掲載されているが、編集部と対談相手の落合恵子氏の文面は写真でありテキストが検索にかからないようになっている。
通販生活® | 2019年春号「落合恵子の深呼吸対談」についてのご報告
通販生活は政治色が濃く、活動家の広報誌のようになっている。いくら間に合わなかったとはいえ、事案が女性への性被害ということで広川氏の対談を掲載したカタログは被害者にも届いている可能性がある。その責任は非情に重い。
こういった問題を抱えながら政治的なスタンス全開な意見広告を12月31日にリリースするのも如何なものかと。少しは自粛するとか考えなかったのだろうか?
財務省事務次官のセクハラ問題では言葉だけでも全力でバッシングし、財務省に押しかけていた喪服の議員らはこの問題にどう対応するのだろうか?まさか、民間と官庁は違うと言い出すのだろうか?
それならば元TBSのジャーナリストを一方的な主張だけを鵜呑みにし、社会的に抹殺した件はどう説明するのか。同じジャーナリストの広河隆一氏の場合は被害者も多く本人も認めている。いつものダブルスタンダードで時が過ぎるのを待っているのなら、もう二度とMeTooなどと口にするなと言いたい。
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