北海道で徳川幕府再興か?知事選に徳川宗家19代目・徳川家広氏を擁立の動き「北海道に首都の補完機能」
北海道知事選の候補者選びを巡り、自民党道連関係者が徳川宗家19代目の徳川家広氏(53)の擁立を目指していることが分かった。徳川氏は大地震などに備え北海道に首都の補完機能を持たせることを主張しており実現すれば、まさに徳川幕府の再興である。
北海道知事選(3月21日告示、4月7日投開票)をめぐり、自民党道連や道内経済界などに、政治・経済評論家で、徳川宗家19代目の徳川家広氏(53)の擁立を目指す動きがあることが、11日までに分かった。自民党道連の関係者が白羽の矢を立て、1週間前から東京を中心に、擁立に向けた調整作業が進められている。
徳川氏本人は意思を明らかにしていないが、政治・経済に常に関心が深く、次期都知事選の候補にも名前が挙がる人物と目されていた。旧民進系の関係者ともパイプがある。
出典:徳川19代 家広氏が浮上 道知事選(十勝毎日新聞 電子版) – Yahoo!ニュース
徳川家広ってどんなひと
公式ホームページは2013年のリニューアル以降更新されていないようだが、プロフィール欄を見ると「翻訳家、政治・経済評論家」となっている。
翻訳家、政治・経済評論家。
1965年2月7日、東京都生まれ。父・徳川恒孝(徳川家18代目当主、元日本郵船副社長、徳川記念財団理事長)の仕事の関係で、小学校1年から3年までをアメリカで過ごす。
学習院高等科を経て、慶応義塾大学経済学部に進学。卒業後、米ミシガン大学大学院で経済学修士号を取得。 バブルの興亡 日本は破滅の未来を変えられるのか』(講談社)
現在、翻訳・執筆活動のほかに、新聞、雑誌など各メディアで評論活動も展開中。
出典:プロフィール | 徳川家広 公式サイト
面白そうな人ではあるが、自民党道連内部では他にも複数人が候補に上がっている。野党側は立憲民主党の逢坂誠二衆院議員が有力視されたが10日に不出馬を表明しており、同党の鉢呂吉雄参院議員へ出馬要請するそうだが、2003年に一度出馬して落選しているので懲りただろう。
争点も誘致関連か野党お得意の「泊原発」になるものと思われるが、徳川氏がもし「首都の補完機能」などをテーマに掲げて出馬すれば面白いことになるかもしれない。
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