映画「ボヘミアン・ラプソディ」監督にセクハラ疑惑、本人は否定「同性愛者を嫌悪する記者による中傷」

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映画「ボヘミアン・ラプソディ」監督にセクハラ疑惑、本人は否定「同性愛者を嫌悪する記者による中傷」

 異例の大ヒットとなっている映画「ボヘミアン・ラプソディ」のブライアン・シンガー監督(53)に、複数の少年に対するセクハラ疑惑が浮上した。
 これに対しシンガー氏側は「少年は好きでもない」と声明を発表し全面否定している。また、この疑惑の浮上タイミングについては、アカデミー賞授賞式で注目が集まる映画を利用しての「同性愛者を嫌悪する記者による中傷」と反発している。
参考:「ボヘミアン・ラプソディ」監督にセクハラ疑惑 全面否定もアカデミー賞レースに影響か 米誌報道― スポニチ

過去にも同様の疑惑があった

 シンガー氏は1999年当時17歳だったマイケル・イーガンを暴行したとして2014年に訴えられたが、原告の訴えが不一致だとして棄却されていた。さらに2003年にヨットで開かれたパーティーで、シーザー・サンチェス・グズマンに対して性的行為を強要したとして2017年に訴えられたが、現在審理中だという。
 
 今回浮上した疑惑に関しては「VOGUE JAPAN」が実名入りで詳細に報じているが、記事によるとシンガー氏の弁護士は被害者とされる男性が「エキストラとして参加した記録はない」と全面否定していることも明かされている。

一方、シンガーの弁護士アンドリュー・ブレットラーは、未成年の少年たちに対する性的暴行容疑を否定し、訴えの詳細について疑わしいとしている。またヴァルドヴィノスが『ゴールデンボーイ』にエキストラとして参加した記録はないとして、彼が報酬明細やその場に自分がいたと証明する書類を明示しないことに疑問を呈している。
出典:『ボヘミアン・ラプソディ』ブライアン・シンガー監督、未成年に対する性的暴行疑惑。|VOGUE JAPAN

 ハリウッドでは大物映画プロデューサーが長年に渡る女優へのセクハラを2017年に告発され、一気にMetoo運動が拡がり多くの著名人が告発され失脚している。一方で、告発を推進したり支援していた人物の加害行為も告発されるなど、それが本来の趣旨なのか政治的な攻撃目的なのか分からなくなっている。シンガー氏にはいろいろと疑惑があるが、このタイミングでの告発にも何らかの意図がありそうだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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