明石市長(元民主党)立ち退き交渉で「燃やしてこい!火つけて捕まってこい、お前!」職員にパワハラ暴言

政治・社会

左:消防出初式であいさつする泉市長 右:民主党時代

 兵庫県明石市の泉房穂市長が、JR明石駅前の道路拡張工事に伴う立ち退き交渉で「あほちゃうかほんまに」「立ち退きさせてこいお前らで」「もう行ってこい、燃やしてこい、今から建物」「損害賠償、個人で負え」などと職員に暴言を吐くパワハラを行っていたことが朝日新聞の取材で判明した。

 泉氏は取材に、自身の発言だと認めたうえで、「工事の遅れに激高してしまった。パワハラなので、本当に申し訳ない」と語った。

 泉氏はNHKディレクターや弁護士、旧民主党の衆院議員を経て、11年の市長選で初当選。今年4月の統一地方選で実施される次の市長選に、3選をめざして立候補する意向を昨年12月に表明していた。泉氏は「市政に責任がある。有権者の判断を仰ぎたい」と述べ、辞職や立候補の断念については否定した。
出典:明石市長、職員に「火つけてこい」 立ち退き交渉進まず:朝日新聞デジタル

 安定の“元民主党"である。

評価された市政の裏で職員恫喝

 泉氏は2011年に市長就任、数々の福祉政策を推進し手厚い子育て支援で人口はV字回復している。

2011年5月より明石市長に就任。中学生までのこども医療費の無料化、犯罪被害者等支援条例、離婚後のこども養育支援、法テラス窓口を市役所内に全国で初めて設置した他、特色ある施策を進めた。減少傾向にあった明石市人口が、2013年より増加に転じている。015年3月全国で初めて「手話言語・障害者コミュニケーション条例」を制定。

2015年4月26日執行の明石市長選にて再び無所属で出馬。再選を果たす。1期目の施策をさらに進め、「障害者に対する配慮を促進し誰もが安心して暮らせる共生のまちづくり条例の制定、知的・精神障がい者など門戸を広げた市職員の採用試験の実施[8]、無戸籍者に対するサポート事業、第二子以降の保育料無料化、離婚後のこども養育支援(養育費や面会交流についての取り決め)、などの施策を展開。2017年1月に完成した明石駅前再開発ビルについて、当初の計画では明石市の負担額が127億円となっていたが、国や兵庫県の補助金を得ることができる図書館や子育て支援施設の整備に大きく内容を変更したことで、23億円減の104億円とし、市の負担を大きく減らすことに成功した。様々な子育て世帯の負担軽減の施策が功を奏し、2017年8月には明石市の人口が過去最高となる。

2018年4月からの明石市が中核市へ移行することを表明。中核市へ移行に伴い、保健所、動物センターの開所に続き、2019年4月には中核市としては全国で初めて児童相談所を設置することが決まっている。手話検定2級を保持しており、講演などでも手話を披露している。
出典:泉房穂 – Wikipedia

 しかし、高く買われる政治手腕の裏側ではこのような職員に対するパワハラがあったとすれば、4月に行われる市長選(3期目)にも大きく影響しそうだ。昨年の6月には、市の元部長が部下らにヘッドロックをかけたり女性の顔に殺虫剤をかけるパワハラ停職6か月の懲戒処分を受け依願退職している。

 市政の結果とは別に、市長としての人格や管理能力が問われることになるが、これが"元民主党"のクオリティと思えばそれまでかもしれない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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