山本太郎「金の臭いを巧みに嗅ぎ分けるMr清少納言、竹中平蔵」→足立康史「私がやったら即、懲罰動議」

政治・社会

山本太郎「金の臭いを巧みに嗅ぎ分けるMr清少納言、竹中平蔵」→足立康史「私がやったら即、懲罰動議」

 自由党の山本太郎参院議員は18日の参議院予算委員会において「金の臭いを巧みに嗅ぎ分けるMr清少納言、竹中平蔵さん」と竹中氏を中傷し、同氏が取締役会長を務めるパソナグループなどを名指しで批判する発言を行った。

 これに対して、過去に何度も懲罰動議を出された日本維新の会の足立康史議員は「これ、私がやったら、即、懲罰動議ですね。」とコメントした。


不公平?懲罰動議の提議基準

 足立康史議員は過去6回も懲罰動議を提議されている。民進党を「あほ」と発言、他党議員を「犯罪者」と表現したことなどが問題視され、2018年2月から党として国会質問に立たせないとし、役職の任も解かれていた。
 足立議員の発言には賛否があるが、どれも一部の野党議員などが決めつけで質問し相手を犯罪者扱いすることに端を発するなど、懲罰動議の提議が不公平であるという見方もある。

 足立議員の一連の懲罰動議を基準にすれば、他の野党議員もかなり酷いことを国会で発言しており、今回の山本議員の「金の臭いを巧みに嗅ぎ分けるMr清少納言」という発言は、政治家・竹中平蔵ではなく、民間企業の取締役として名指しされており、極めて不適切な中傷と判断されるはずだ。
 しかし、今のところ懲罰動議を提議するという話もなく、野党のダブルスタンダードが際立っている。昨年の7月、通常国会の最終日には本会議での採決時に垂れ幕を掲げるなどの違反行為を行っているが、国会最終日という事で懲罰委員会の開催予定がなく懲罰動議が廃案になっている。
 狙っていたとしか思えない。

 ルール違反をしてもペナルティーが無いのであれば、野党議員は今後もやりたい放題となるだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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