立憲・枝野代表が不適切発言「与党は登校拒否」指摘受け謝罪「不登校には本人の責任ではない事情がある」
政治・社会
立憲民主党の枝野幸男代表は17日、ラジオ日本の番組「岩瀬恵子のスマートNEWS」に生出演し、与党の姿勢について「堂々と審議拒否をしている。登校拒否みたいな話だ」と批判した。
これに対してツイッターで「現実の登校拒否児がそうなる経緯はそんな不誠実な理由ではない」との指摘を受け、枝野代表は「ネガティブに受け取られる表現だった」と発言を訂正し謝罪した。
ご指摘ありがとうございます。
ご指摘のように、「不登校」の背景には、本人や保護者の責に帰すことのできない様々な事情があります。この「不登校」の問題全体について、ネガティブに受け取られる表現だったと思います。お詫びして訂正します。— 枝野幸男 (@edanoyukio0531) April 17, 2019
これが与党なら辞任を求めるはず
野党が求める予算委員会集中審議は、桜田義孝前五輪相や塚田一郎前国土交通副大臣の「失言」を追及するためだ。その真偽を拒否した与党を批判するにあたり「登校拒否」と表現してしまったのは痛い。
これが与党の閣僚なら即、辞任を求めていただろう。
野党とは言え、公共の電波を介しての発言であり影響は軽視できない。ましてや枝野氏は野党第一党の代表でもある。また、謝罪と訂正も党の公式HPやアカウントではなく枝野氏の個人アカウントで、しかも"リプライ"というフォロワーのタイムラインには表示されない形式となっている。
与党の失言を批判する中で自分が失言をしてしまうという、野党お得意のブーメラン芸を披露した枝野代表であった。
関連:【仕分け人】蓮舫&枝野「米軍基地で働く日本人の賃金を見直せ」理由は?「沖縄は低賃金、合わせるべき」
関連:菅直人さん(72歳)枝野代表(54歳)に叱られる!国民民主へのツイートで厳重注意「迷惑かけるのう」
【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細
このサイトをフォローしよう