毎日新聞「玉木氏は地獄」→玉木代表「関係者の憶測だけ」→足立康史「皆そう思ってる。終わったな、と」

政治・社会

毎日新聞「玉木氏は地獄」→玉木代表「関係者の憶測だけ」→足立康史「皆そう思ってる。終わったな、と」

 毎日新聞の記事に国民民主党・玉木雄一郎代表がご立腹だ。

毎日新聞はどんな意図をもってこんな記事を書くのか。野党分断に加担しているのか。
党内外の「関係者」の憶測だけをつぎはぎしただけで、私にはまともな取材もない。
あきれるしかない。

 これに対して日本維新の会の足立康史衆院議員は「でも、皆そう思っています。玉木さん終わったな、と。」と突っ込んでいる。

 私もそう思います。

小沢選挙はもう通用しない

 玉木代表が怒っているのは、立憲会派の議員の発言とされる「小沢氏は完全に玉木氏を揺さぶっている。玉木氏は地獄のような状況だろう」という部分と思われる。しかし、足立議員も「皆そう思っています。」と突っ込んでいるように小沢氏を引き入れたことを肯定的に見る人は少ない。

 玉木代表は小沢氏の選挙に関する知識と経験を買って役職に就けたいようだが、小沢氏が選挙に強いと言われたのは昔の話であって、近年は自力で選挙戦を展開することも出来ず当選者もほとんど出ていない。自由党のメンバーを見ても小沢の看板で当選したのは2016年参院選の青木愛議員だけで、その他の議員は無所属で当選するか、選挙直前に党公認を外して無所属にした候補ばかりだ。

小沢一郎  無所属 (2017衆院選)
玉城デニー 無所属 (2017衆院選)
山本太郎  無所属 (2013参院選)
森ゆうこ  無所属 (2016参院選)
木戸口英司 無所属 (2016参院選)
青木愛   生活の党(2016参院選)

 小沢氏が選挙に強いというのは幻想で、むしろ小沢の看板がネックになっているのだ。2017年の衆院選でも、直前になって自由党公認の新人を希望の党へ送り出し壊滅状態にするなど散々な結果である。現沖縄県知事の玉城デニー氏ですら自由党の看板を外して無所属で戦ったことを考えると、小沢の看板は百害あって一利なしだ。

 国民民主党に小沢一派を引き入れても、離れていく議員と支持者が多いことは火を見るより明らか。今更、小沢を切ることも出来ず、まさに「玉木さん終わったな」である。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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