枝野代表が小沢一郎らにマジ切れ!「これ以上、我が党に持ちかけられるのは迷惑だ!」参院選統一名簿拒否

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枝野代表が小沢一郎らにマジ切れ!「これ以上、我が党に持ちかけられるのは迷惑だ!」参院選統一名簿拒否

画像:JNN

 立憲民主党の枝野幸男代表は30日の会見で、自由党の小沢一郎共同代表らが夏の参院選に向けて呼び掛けている比例代表の「統一名簿」について聞かれ、政策の違いを理由に拒否する意思を示した。枝野代表は繰り返し「ありえない」と声を荒げ、最終的には「これ以上、我が党に持ち掛けるのは迷惑だ」と小沢氏の働きかけを真っ向否定した。
動画あり:自由・小沢氏、参院選勝利へ向け比例代表で“統一名簿作るべき” TBS NEWS

枝野代表の発言全文

 夏の参議院選挙に向けて小沢氏らが提唱する統一名簿についての枝野代表の回答は以下、
「政策が違うので別の党なんです。その人たちが統一の名簿と作って、そうするとどの政策の人が当選するか非拘束名簿ですので分かりません。したがって自分の一票で自分の意見と違う人が当選するかもしれないと言うことがわかれば、我が党の支持者の人達も入れてくれなくなると。したがってトータルの票は間違いなく減ると確信しています。したがって消極的なんじゃなくて、ありえません。まったく、この夏の参議院選挙について立憲民主党が統一名簿のようなことに加わることはありえません。したがって、もしやりたい方は我が党以外で進めてください。これ以上、我が党に持ち掛けるのは迷惑だと思っています。」

自力が無いのにドンを気取る小沢

 先日の自由党と国民民主党の合流構想など、立憲民主党と国民民主党が野党第一党の座を巡り議席の奪い合いを激化させているなかで、枝野代表もかなりナーバスになっているようだ。そもそも野党で最も力があるのが立憲民主党であり、小沢氏らがその"おこぼれ"を頂戴しようという意図しかないのだから、立憲側がそれを受けるメリットはない。

 自由党で改選となるのは山本太郎共同代表のみだが、他に新人を立てたとしても当選の見込みはなく自力での党勢拡大は不可能と言ってよいだろう。そもそも、自由党の公認で当選経験があるのは青木愛参院議員(2016年生活の党)のみで、小沢代表をはじめ他の議員は全て無所属や野党統一候補である。

小沢一郎  無所属 (2017衆院選)
玉城デニー 無所属 (2017衆院選)
山本太郎  無所属 (2013参院選)
森ゆうこ  無所属 (2016参院選)
木戸口英司 無所属 (2016参院選)
青木愛   生活の党(2016参院選)

 むしろ、小沢率いる自由党の公認と看板は邪魔なのだ。自力もないのに政界のドンのように振舞い、他党から票をもらう迷惑な老人とその仲間たちでしかない。
 枝野代表が「迷惑だ!」と声を荒げるのも無理はない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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