首相の解散風発言に福山哲郎「解散権は首相にあり、それが気まぐれだと?」→数日前の枝野幸男「私が解散権を持っている」

政治・社会

首相の解散風発言に福山哲郎「解散権は首相にあり、それが気まぐれだと?」→数日前の枝野幸男「私が解散権を持っている」

 安倍首相が30日に都内で開かれた経団連の総会で、衆議院の「解散風」について触れ「風というものは気まぐれで、誰かがコントロールできるようなものではない」と述べたことに対し、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に対し「解散権は首相にあり、それが気まぐれだと自分で認めているわけだ。よく分からない」と首相の発言を皮肉った。
参考:首相「風は気まぐれ、コントロールできない」…衆参同日選 : 政治 : 読売新聞オンライン

 福山氏は「解散権は首相にある」と述べているが、そのわずか数日前に同党の枝野幸男代表は会見で「私が解散権を持っていることになる」と述べている。枝野代表は自分の主導で解散できると主張し、福山幹事長は野党に委ねることを批判する。いったいどっちなのでしょうか?

解散風の意味を理解していない福山

 枝野代表の「私が解散権を持っていることになる」という発言と、安倍首相の「誰かがコントロールできるようなものではない」という発言はリンクしている。解散権は首相の専権事項と言われているが、解散に至るまでの政治的な駆け引きは与野党の対立や世論の状況などを見ながら行われる。仮に首相が解散を望んでいなくとも、野党の不信任決議案提出が引き金をひくこともあれば、2012年のように提出されても解散を渋っていた野田政権が、安倍自民党総裁との国会論戦で突如「今週末の16日に解散をしてもいい」と発言し一気に流れが変わった例もある。

 いくら首相がタイミングを狙っても、野党は野党で自分たちの流れとタイミングで解散に追い込もうと画策する。その駆け引きと世論の反応が「風」なのだ。誰か一人の独断でコントロールできるほど簡単なものではない。けん制しては相手と世論の反応を見るという応酬の中で、幹事長が短絡的なコメントをマスコミに披露するようでは枝野代表の計画も思いどうりに行きそうにない。

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