山尾志桜里さん完全終了か？無断米国渡航問題で倉持弁護士「プライベートです」←党の調査には「政治活動」と説明、処分逃れか？

2019年6月4日政治・社会

　立憲民主党の山尾志桜里衆院議員が、国会の許可なくロサンゼルスへ渡航していた問題で、同行した政策顧問の倉持麟太郎弁護士が「プライベートで行った」と証言していることが判明した。山尾氏はこれまで党の聞き取り調査に対し「不注意で失念し、届け出を忘れた。米ロサンゼルスには『経済視察』に行っていた」と説明し、処分は幹事長からの口頭注意のみとなっていた。

　元自民党衆院議員の宮崎謙介氏が、山尾氏の米国行きに同行した弁護士の倉持麟太郎氏（３６）とテレビ番組で共演した際、倉持氏から「プライベートで米国に行っていた」と直接聞いたというのだ。
（中略）
　東京ＭＸテレビのニュース番組「モーニングＣＲＯＳＳ」で５月３日、宮崎氏と倉持氏が初共演した。ともに「週刊文春」に不倫疑惑を報じられた者同士で、放送前から注目されていた。本番外で次のような会話をしたという。

　宮崎氏「番組スタッフに聞いたんですが、倉持さんは大型連休に、米国に行かれたみたいですね？」

　倉持氏「そう、行ってきましたよ。ロサンゼルスに」

　宮崎氏「お仕事ですか？」

　倉持氏「いや、プライベートです。クラシック音楽が好きで、行ったんです」
出典：山尾志桜里氏『無断で米国渡航』問題で爆弾証言！　同行の倉持弁護士、元議員・宮崎氏に「プライベートです」と明かす – zakzak

立憲民主党が責任を取るべきでは？

　山尾氏は夕刊フジの質問状に解答をしていないようだが、これは言い訳できないだろう。立憲民主党も十分な調査をせず幹事長の口頭注意のみで終わらせた責任を問われそうだ。

　山尾氏は「ガソリンプリカ疑惑」についても当初は元公設秘書による私的流用で法的措置を検討していると説明していたが、いつのまにやら本人に弁済させて刑事告発を見送り真相は闇の中だ。ロサンゼルス渡航に同行した倉持弁護士との不倫疑惑に関しても、一貫して否定しながら当時所属していた民進党を離党し、会見では記者からの質問を受け付けないという不誠実な対応をしている。
　これらの疑惑にも答えないまま離党した山尾氏を、民進党の分派である立憲民主党はあっさり入党させ再合流、それでいて今回の無断渡航問題で口頭注意のみ。山尾氏は再度離党して逃げてしまうかもしれないが、そうなった場合には立憲民主党のトップが責任をとるべきだろう。

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