左翼発狂の新事実!沖縄・山城博治ラフト人権賞ノミネートもデマ
画像:rafto財団HPより
しばき隊が「山城博治がノルウェーのラフト人権賞受賞」というデマを流し、その後「受賞ではなくノミネート」と訂正した問題。
なんと「ノミネート」すらもされていないようだ。
少し調べて見ると、山城博治と親交のあるノルウェーの生物学者が誰でも送信できるラフト財団のウェブフォームから書類を送っただけで「友人による自作自演」の可能性が高い事が判明した。
ネタ元を辿ると、ノルウェー人生物学者がツイッターで「山城博治を推薦した」と言っているだけに過ぎず、それも2017年の対象分だ。それをしばき隊が話を盛って広めたもののようだ。
そもそもラフト人権賞におけるノミネートは最終選考という意味ではなく、誰でもウェブから推薦できる“Make a nomination"を指すものである。
粗暴犯で逮捕された人物を「政治犯」であるかのように演出する悪質な手口で、財団と歴代受賞者を貶める行為は許しがたい。
このデマが作り上げられた経緯と、ラフト人権賞の仕組みを説明しておく。
誰でも応募できるラフト人権賞
まずはネタ元となったノルウェー人生物学者のツイートを見てみよう。
Just nominated H. Yamashiro & the non-violent citizens movement Okinawa for #humanrights #environmentaljustice Prize https://t.co/Y7rlLMHgWv https://t.co/No7OfGBME1
— Per-Erik Schulze (@PerErikSchulze) November 5, 2016
これ、どう見ても「受賞」では無いし、文面的には「わい、山城博治を推薦したべ」くらいのものだ。
これが、しばき隊には「受賞」に見えたのか?
というか、このネタを日本に広めたアカウントも日本語で「ノミネート」になってるけど。
ノルウェーで、山城ヒロジさんが人権賞にノミネートされたみたい。こうして海外から、国内で逮捕されている人の平和活動が評価されたケースあったよね?その時、その国の政治に対してどう思った?今日本はそうゆう状態なんだと思う。https://t.co/tveRWZCkYf
— fusae (@FATE_SOSEI) November 7, 2016
で、もってラフト財団のホームページで賞のノミネート方法を調べると、
https://www.rafto.no/get-involved/nomination
ナント!誰でも何処からでも勝手に送信フォームから送れるではないか!これなら近所のオッサンとかでも適当に書類作ってノミネートできる。
これが、しばき隊の手にかかれば「ラフト人権賞受賞(ノミネート)の山城博治は政治犯で獄中に」となるようだ。
あの増山麗奈さんも釣られている。
増山 麗奈さんの投稿 2016年11月7日
繰り返します。ノミネートは「フリー」なのでラフト財団はノミネートしていません。
「世界が認めているのは事実」とか書いちゃってますが、認められてません。
そもそも締め切りを過ぎていた の巻
騒いでいる左翼の方々はラフト人権賞について少しでも調べたのでしょうか?
調べもせずに「ノルウェー?なんかカッケー!」程度の感覚で「受賞!ノミネート!世界のヤマシロ!」とか見てるこっちが恥ずかしいです。
まず、ラフト人権賞2016のノミネートは2月には締め切られ、8月の取締役会で選考。2016年は9月末に発表され、イラクで女性の権利を訴えているYanar Mohammed氏が受賞している。よって、世界のヒロジ・ヤマシロは受賞もノミネートもしていない。
ノルウェーの生物学者が推薦したのは2017年の選考対象である。粗暴犯で逮捕されてるからゴミ箱に捨てられると思いますが推薦は自由。駅前でカップ酒飲んでフラフラしてるオッちゃんとかも人権と平和の象徴なのでノミネート可能です。
繰り返す、山城博治はノミネートすらされていない。
ラフト人権賞における“nominate"とは誰でもウェブから推薦できる“Make a nomination"という意味で、一般的な賞のように最終選考という意味ではない。その「推薦」も山城博治のお友達のノルウェー人によるものだ。それも締め切り後だったので来年分として送信している。
ということで、左翼の皆さんは「世界のヒロジ・ヤマシロ2017」にご期待ください。