宅配便伝票をネットにアップすると恐ろしいことになる

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宅配便段ボール

宅配便伝票が写った画像をネットに投稿するのは危険です。

ブログ・ツイッター・youtubeなど、宅配(宅急)便伝票の住所部分を隠して投稿しているのをよく見かけませんか?
『開封の儀』とか『荷物が届いたよ』とか・・・
個人情報を保護しているつもりなのでしょうが、手や物で住所欄を隠しても発送元と発送先の一部が漏洩していることがあります。
なぜ?
答えは簡単です。
「お問合せ番号」が見えているからです。

お問い合わせ番号で居住地を絞れる

宅配・宅急便サービスの伝票には、荷物の発送状況を調べる「お問合せ番号」が記載されているのはご存知でしょう。
画像の赤い枠で囲われた部分です。
クロネコヤマト伝票

画像:ヤマト運輸HPより

この「お問い合わせ番号」を宅配業者が提供する追跡システムに入力すると、荷物を預かった営業所や配送を担当した営業所が表示されます。
この営業所の所在地が発送人や受取人の居住エリアであると予想されるのです。
正確な住所がバレなければ大丈夫と思ったら大間違い、最寄りの営業所をネットに公開することは『○○県○○市○○町在住』と公開していることと同じです。

これがアイドルなど著名人だったら?
居住地が宅配業者の営業エリアに絞られ、その営業所付近を気味の悪いストーカー達が『いつか会える・・』と思い、ウロウロする。
恐ろしい・・・
芸能人が不用意にアップした写真の背景などから住所を調べられ、ストーカー被害にあうという事例もあるようですが、宅配伝票の番号さえわかれば、土地勘のない人間でも居住エリアを知ることができるのです。

自分は一般人だから大丈夫?
では、発送した相手の住所がバレたら?
自己責任では済まない。

宅配伝票の「お問合わせ番号」が写った写真、今すぐ削除を。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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