山尾志桜里ガソリン疑惑「秘書がやりました、刑事告訴はしない」

政治・社会

山尾志桜里国会

「秘書がやりました」
こんな古典的な言い訳をする政治家も今時珍しい。

民進党の山尾志桜里議員は27日、かねてから指摘されていたガソリン代不正請求疑惑について、元秘書がガソリンスタンドから他人のレシートを持ち帰り不正に請求していたことを認めた。金額は217万円と多額であるが刑事告発は見送るという。
要するに身内の犯罪は見逃すというわけだ。これでも元検事らしい。

現職国会議員が身内の犯罪を見逃す

まず、山尾志桜里議員がなんら責任を取ろうともせず「秘書がやりました」と逃げ回っていることが腹立たしい。自民党の甘利議員の大臣辞任の際は徹底的に追及する構えで「調査チーム」まで旗揚げしていたのに。
蓮舫代表も当時は「説明責任がある」とツイッターで批判していたが、自分が代表になると、無かったことのように沈黙している。

この件で恐ろしいのは、現職国会議員が自身の事務所内で発生した犯罪について見逃すという見解を示したことだ。
日本は法治国家です。法を犯した者は適切な裁きを受ける。
だが、現職国会議員の判断で刑事告発を見送るというのは「独裁」ではないだろうか?
法律を作る立場の人間が、敵対勢力の秘書の不正は糾弾するが、身内の不正は見逃す。
これが与党であれば「独裁政権」となる。
不正に請求して得た金の使途についても「元秘書に確認できていない」としながら、「総支部や後援会などの政治活動に使われた事実はない」と自身の罪になるかも知れない部分だけは断言する卑怯っぷり。

山尾志桜里議員は潔く議員辞職するべきだ。
多い月で30万円ものガソリン代請求があったにもかかわらず、それを見抜けなかったとは信じがたい。不正があった当時から元秘書を見逃していたのではないだろうか?

「秘書がやりました」

では済まされない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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Posted by ksl-live!