吉田照美「ツイッター社の不正だ!閲覧数が減ってる!」何が不正かは不明だがラジオで電波を飛ばすらしい
フリーアナウンサーの吉田照美さんは8日、ツイッター社の不正の証拠を押さえたとしてツイッターに画像を投稿した。
さあ、ツィッター社の不正が、今始まりました。
僕の最新作「夫人 Lie人 ビールびん」のインプレッション、閲覧数をイジり始めた瞬間です。
御覧ください‼︎ pic.twitter.com/CDpxLZJyUe— 吉田照美 (@tim1134) 2017年12月7日
吉田照美さん曰く、今月1日にアップした安倍首相夫妻の風刺画のインプレッション(露出回数)が、255,874回から209,491回へ一瞬で約46000回分減ったというのだ。
説明するのも馬鹿らしいが、これは瞬間的なエラーであり吉田照美さんがアナリティクス画面を繰り返し表示した際にリアルタイムに計算ができなかった部分があっただけで、実際にこの直後に開いた時には正しく再計算されている。
もしかしてこの御仁は、累積された閲覧数が消えた場合に、過去にこのツイートを閲覧した人々の記憶も消去されるとでも思っているのだろうか?
簡単な仕組みすら理解せず陰謀論を展開
まず、ツイッター社が意図的にインプレッション数を操作してもメリットは生じない。当然ながら吉田照美さんにデメリットも生じない。ただ、アナリティクスの遅延や取得漏れでリアルタイムで計算できなかっただけで、双方どちらも損も得もしていない。何が不正だというのだろうか?
実際に、直後にアナリティクスを開きなおしたときに復旧しているのだから、何も騒ぐようなことではない。それを「バレたから戻した」などと妄想で批判を展開するとは何とも見苦しい。
その10分後、バレたので、元に戻してますが、また、ツィッター社は不正をするんだろうなあ。 pic.twitter.com/SN0vp7IzbM
— 吉田照美 (@tim1134) 2017年12月7日
そもそも「インプッレション数」とはタイムライン上に露出した回数のことで、人間が見ていたかどうかは関係なくカウントされるので、さほど意味をなさない数字である。
それに対して「エンゲージメント数」は、ツイートがクリックされたりリツイート・いいね!された回数を示すもので、これは閲覧者がツイートに興味を示し、なんらかのアクションをした回数である。このエンゲージメントは問題なく増加傾向にあるので、ツイッター社が操作しているとは考えにくい。
吉田照美さんは、この「不正」とやらを来週出演予定のラジオ番組で語るそうですが、一体どのような「被害」にあったというのだろうか?なんら損失も生じておらず、問題なくツイッターを利用しているのに。
ラジオだけに「電波」を飛ばすのだろうか?