黒川敦彦「安倍事務所のオーナーは帰化した在日、指定暴力団が出入りしている」下関で差別材料を漁る

政治・社会

衆院選で山口4区から出馬し落選した「今治加計獣医学部問題を考える会」代表の黒川敦彦氏は9日、自身のフェイスブックで「下関の安倍晋三事務所を貸しているオーナーは帰化した在日の人」など投稿した。在日朝鮮・韓国人へのヘイトを煽る目的と思われ、先月には黒川敦彦氏の関係者が韓国人を差別する投稿をして問題となっている。
黒川敦彦「安倍事務所のオーナーは帰化した在日、指定暴力団が出入りしている」下関で差別材料を漁る

フェイスブック投稿

黒川敦彦氏らは、加計学園が韓国人留学生を受け入れることを利用して、嫌韓層の差別を煽り加計問題を盛り上げるという策を公言している。
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この他に、黒川敦彦氏は「安倍総理の下関事務所には下関の合田一家、北九州の工藤会、いずれも指定暴力団が日常的に出入りしている。」と特定の指定暴力団名を挙げて誹謗中傷している。

黒川敦彦氏が特定の指定暴力団の名前をあげて、安倍首相を中傷した投稿が以下、
黒川敦彦「安倍事務所のオーナーは帰化した在日、指定暴力団が出入りしている」下関で差別材料を漁る2

フェイスブック投稿
当然ながら根拠は何も示されておらず、黒川敦彦氏の与太話である。

また、黒川敦彦氏の言う「下関の安倍晋三事務所を貸しているオーナーは帰化した在日の人」についても不正確な情報である。この件に関する噂は約15年前のもので、噂の真相(現LITERA)が名誉棄損で訴訟を起こされた記事(和解済)がネタ元と思われる。
この「噂の真相」がネタ元とすれば、当時のオーナーは既に亡くなっており故人だ。現在は後継者に引き継がれているが、創業者の民族的なルーツを取り上げ「帰化した人」「在日利権構築」などと揶揄する意図は差別以外には考えられない。こういう差別的な発言をすれば、嫌韓傾向の強い右派が味方してくれると思っているのだろう。

あえて黒川敦彦氏に問いたい。
事務所の先代オーナーが在日韓国人から日本に帰化した人だとして、一体何が問題だというのか。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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