炎上狙いのヤラセか?ミスか?フジテレビ「#勝つのはパラグアイ」試合前誤投稿はなぜ起こったのか
フジテレビサッカーの公式アカウントが、12日に行われたサッカー日本代表のパラグアイとの国際親善試合前に「勝つのはパラグアイ」と誤投稿し、直後に削除と謝罪をした問題。
先ほどフジテレビサッカー公式アカウントにて「勝つのはパラグアイ」と誤投稿がございました。既に投稿は削除させて頂きましたが、フォロワーの皆様に誤解を与えるような内容となってしまいましたことをお詫び申し上げます。
— フジテレビサッカー (@cxfootball) June 12, 2018
早速ネット上では「反日の本音が出た」と騒ぎになっている。
しかし、この投稿については「反日」などではなく、単なる「誤投稿」か「炎上狙いのヤラセ」の可能性がある。なぜなら、フジテレビサッカーの公式アカウントは、問題のツイートの2時間ほど前にハッシュタグを使った勝敗予想を行っていたからだ。
浮上する二つの可能性
フジテレビサッカーが問題の投稿の2時間ほど前に公開した勝敗予想が以下のものだ。
画像下の選択肢は「#勝つのは日本 でツイート」と「#勝つのはパラグアイ でツイート」となっており、どちらかをクリックするとツイート投稿画面に遷移する仕組みになっている。
この投稿機能を使ってフジテレビのサッカー中継を盛り上げようという計画だったのだろう。
以上のことから、誤投稿が起こった可能性が二つ考えられる。
炎上を狙ったヤラセの可能性
フジテレビサッカーが使った勝敗予想の投稿は、選択肢をクリックすると「#勝つのは〇〇」のあとにURLが付記される。しかし、問題の投稿にはURLが無い。通常のハッシュタグ機能で投稿している。
手入力なら誤操作ではない。となると、勝敗予想ハッシュタグが盛り上がらないので公式アカウントから意図的にハッシュタグを投稿し、炎上させようとしたのではないかとも考えられる。
事実として勝敗予想の投稿は炎上後も含めてもほとんど拡散されていないが、URLの無い「#勝つのはパラグアイ」は独り歩きを始めて一気に拡散している。
テスト投稿をスクショ保存された
やらせ疑惑以外で可能性が高いのは「テスト投稿」である。
選択式の勝敗予想以外で手打ちのハッシュタグも集計の対象になるのか担当者がテスト行い、すぐに消すつもりが一般アカウントにスクショを取られ拡散炎上したという可能性だ。
なぜテストがパラグアイの勝利予想だったかが疑問視され「反日」の疑惑が再浮上しそうだが、テストは投稿数の少ないパラグアイで行うほうが一般アカウントの目には留まりにくい。
まとめ なんでも「反日」にしたがる
本記事で示した可能性はあくまで予想であるが、大方はこんなところであろう。
そもそもワールドカップが賭けの対象となっており、勝敗予想はサッカーファンの楽しみの一つでもある。フジテレビサッカーアカウントは「どちらを応援するか?」でパラグアイを選択したわけではなく「勝敗予想」でパラグアイを選択肢に入れたに過ぎない。
このようなことは少し確認すれば判明することだが、ネットメディアはすぐに「大手メディアは反日」というネタに仕上げてPVを稼ごうとする。この問題を取り上げているネットメディアはこの記事で示した「勝敗予想」について意図的に隠していたと言わざるを得ない。
無論、朝日新聞らに見られる「日本を応援したくない」という姿勢は反日と批判されても仕方ないのだが、事実を曲げてまで「反日」に仕立て上げて叩くのは「美しい国」の人間としては慎むべきだろう。
関連:朝日新聞・高橋純子が堂々の反日宣言「五輪で日本!日本!と言わないと許してもらえない空気にはしない」
関連:「日本人スゴイじゃなくて」で炎上の江川紹子、過去発言掘り起こされ終了!にわか発言で番組降板の過去も