大阪地震「朝鮮人が井戸に毒」デマを流すアカウント、ツイート履歴から見えてきた意外な意図
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18日午前7時58分、大阪府北部で発生した震度6弱の地震。高槻市で小学4年生の女子児童が倒壊した塀の下敷きになり死亡するなど、現時点では4名の犠牲者が確認されている。
ツイッターでは被害状況の写真や災害対策情報などが多数投稿されているが、なかにはデマや誤認もあり拡散には細心の注意が必要だ。地震発生の2時間後には、熊本地震を経験した大西一史熊本市長がツイートでデマの拡散をしないように呼びかけている。
【デマにご注意】熊本地震時の経験から、情報の発信元にはみなさん十分注意して信頼できる情報なのかどうか?今一度十分に確認をして下さい。未確認の情報をむやみにリツイートせず、情報の真偽を確かめてから責任をもってツイートして下さい。
— 熊本市長 大西一史 (@K_Onishi) June 18, 2018
だが、残念なことにツイッター上では「朝鮮人が井戸に毒」「外国人がコンビニ強盗を始める」など、ヘイトデマが投稿されている。
こういったデマを流す意図は何だろうか?
当該アカウントの別のツイートを見ると、その意図が見えてくる。
ヘイト投稿者の意図は?
ツイッターで「朝鮮人が井戸に毒」と投稿した人物の、それ以降のツイートを確認すると本人は「釣り」「炎上狙い」で投稿しているようで、デマに憤慨するリプライを楽しんでいるようだ。
※画像は当該アカウントの関連投稿をまとめたもの
これは釣りだから差別ではないとでも言いたいのだろうが、そんな遊びが許される訳がない。ツイッター社も通報に頼らず、災害発生時には自社でサーチ・削除してペナルティーを科すべきである。
ツイッター社の毅然とした対応が望まれる。
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