中国「防衛大綱は中国の脅威を煽る」→長島昭久議員が反論「中国の軍拡路線が日本の警戒感を煽っている」

政治・社会

長島昭久議員「軍事力を誇示し尖閣領海に侵犯を繰り返す中国の警戒感を煽るのか?」防衛大綱批判に反論

防衛副大臣時代の長島議員 公式HPより

 未来日本(会派)の長島昭久議員は19日、社会学者の木下ちがや氏からツイッターで「負のスパイラルを止めるのが政治と外交の仕事」と中国の軍拡と日本の新しい防衛大綱を同列視するような引用RTを受けたことに「因果関係がまるで逆」と反論した。

木下「日本の軍拡が中国の警戒感を煽り、中国の軍拡が日本の警戒感を煽るという負のスパイラルを止めるのが、政治と外交の仕事です。」

長島「果関係が、まるで逆なのでは。専守防衛で攻撃兵器も保有せず中途半端な自衛権しか行使できない日本が、どうやって域内では米国と肩を並べるような軍事力を誇示し、尖閣領海に侵犯を繰り返し、南シナ海に人口の軍事要塞諸島を拡大する中国の警戒感を煽るのでしょうか?」

両氏のやりとりと経緯

 事の発端は、中国が「「防衛大綱は中国の脅威をあおっている」と日本政府に抗議したというNHKニュースを長島議員が引用し「私には、中国の軍拡路線が日本の警戒感を煽っていると映りますが。」とツイートしたことのようだ。

 これに対して木下ちがや氏は「日本の軍拡が中国の警戒感を煽り、中国の軍拡が日本の警戒感を煽るという負のスパイラル」と長島議員宛に公式引用RTを行う。

 長島議員は「日本の軍拡」が先にあって「中国の軍拡」が始まったような書き方に「因果関係が逆」と、中国の領海侵犯など具体例を挙げ反論をする。

 これに対して木下氏は「まるで逆」であったことを認めるが、台湾のひまわり学生運動、香港反政府デモ、韓国のろうそく革命を例に挙げ「対抗的民主主義のパワー」で中国の軍拡に対抗するという意味不明な夢を語りだしている。

 そもそも、中国の軍拡を止めることにとらわれて有事の際の国土防衛がすっ飛んでいる。中国の軍拡がアメリカを意識したものであっても、日本は高みの見物をできるような位置ではない。また、日本とは反対側で中国に隣接する国や民族がどんな目に遭っているかを直視するべきだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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