長島昭久議員が朝日新聞に「フェイクニュースの典型ですね、いったい何を取材しているのでしょうか?」
未来日本(衆議院会派)の長島昭久衆院議員は10日、朝日新聞の記事に対し「フェイクニュースの典型ですね」「いったい何を取材しているのでしょうか?」とSNSに投稿した。
そもそもこの朝日記事の「野党側反発」というのは、フェイクニュースの典型ですね。たしかに、民放連の方の消極姿勢に対し一部野党の幹事が批判的な発言をしましたが、私を含めその他の野党は規制そのものに意義を感じていませんでした。いったい何を取材しているのでしょうか? https://t.co/NuwWGd57QR
— 長島昭久 (@nagashima21) December 10, 2018
問題の朝日の記事
野党反発は11月末の幹事選任
長島議員によると、10日に開かれた衆議院憲法審査会の幹事懇談会では、朝日新聞のタイトルにあるような「野党側が反発」と言えるような反応は無かったという。そうした事実から朝日新聞の記事をフェイクニュースの典型と批判し「私を含めその他の野党は規制そのものに意義を感じていませんでした。いったい何を取材しているのでしょうか?」と苦言を呈しているのだ。
どうやらこれは、朝日新聞が恣意的に付けたタイトルのようで、記事を読んでみると野党の反発は民放連がCM量的規制に否定的であることに対してではなく、11月末に憲法審査会が森英介会長(自民党)の職権で初めて開かれたが、主要野党欠席のまま幹事を選任したことに対して野党が反発して以降開催されていなかったというもの。
10日閉会の今国会で、衆院憲法審は11月末に森英介会長(自民党)の職権で初めて開かれたが、主要野党欠席のまま幹事を選任して野党側が反発。参院憲法審を含めて実質的な審議は一度も行われなかった。
出典:衆院憲法審、民放連がCM量的規制に否定的 野党側反発:朝日新聞デジタル
長島議員が指摘するように、まさにこれはフェイクニュースの典型で、10日の憲法審査会で民放連がCM量的規制に否定的であったことに、11月末に野党が幹事選任を巡って反発したことをなぜか持ち出して、どちらもタイトルに取り入れているのだ。タイトルだけ見れば、10日の審査会で野党が反発したかのように見られても仕方がないタイトルの付け方だ。
さすが朝日新聞である。
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