【動画】東京新聞・望月記者がフェイクニュース「辺野古赤土投入」を事実として質問、官邸が再発防止要請

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【動画】東京新聞・望月記者がフェイクニュース「辺野古赤土投入」を事実として質問、官邸が再発防止要請

 26日午前の官房長官記者会見で、東京新聞の望月衣塑子記者がネットのフェイクニュースを基にしたと思われる質問を繰り返したことに対し、官邸報道室は内閣記者会に対して再発防止を書面で要請した。
 望月記者は質問で、埋め立て工事用の土砂が仕様書に適合しているかについて「発注者の国が事実確認をしない」などと主張していた。

 官邸報道室は「仕様書どおりの材料であることを確認しており、明らかに事実に反する」と反論。記者会見がインターネットで配信されていることを踏まえ「視聴者に誤った事実認識を拡散させることになりかねない。正確な事実を踏まえた質問を改めてお願いする」とした。
出典:東京記者の質問に「事実誤認」 官邸報道室が再発防止要請 – 産経ニュース

会見動画 菅官房長官も爆発寸前

 望月記者は「辺野古埋め立て現場に赤土が広がっている」「発注者の国が事実確認しないのは行政の不作為にあたる」とツイッターで流れたフェイクニュースを事実であるかのように質問し、否定する菅官房長官に食い下がっている。
 事実確認していないのは望月記者のほうである。菅官房長官も苛立ちを隠しきれない様子だ。

 ツイッターで拾ったガセネタを恥ずかしげもなく披露し、質問と言うより活動家としての主張を繰り返している。見ているこっちが恥ずかしくなる。

赤土疑惑は双方からのフェイク

 望月記者が質問の根拠としているのは、辺野古への土砂投入が開始されて一週間後の21日にツイッターで流れた写真であることは間違いない。
捏造?辺野古埋め立て反対派の「海が濁った」写真に加工疑惑浮上、朝日新聞と沖縄タイムスにも類似画像

 ツイッターに投稿された写真では、赤土が使用されているように見えるが、これは沖縄タイムスの紙面版が全体的に色調が実際の写真とは異なることで「赤く」見えているだけである。

左 ウェブ版 右 紙面版
捏造?辺野古埋め立て反対派の「海が濁った」写真に加工疑惑浮上、朝日新聞と沖縄タイムスにも類似画像

 ツイッターで拡散された際には「赤土疑惑」とはされていなかったが、これが拡散の過程で「赤土の証拠」として尾ひれがついたようだ。これに対し、基地容認派から「反対派が色調を変えて拡散」と批判の声が上がったが、これもフェイクであり前述のとおり実際に沖縄タイムスに掲載された写真である。
参考:検証結果公開!辺野古埋め立て「赤く海が濁った」写真は加工による捏造なのか?沖縄タイムス紙面版に答え

 基地反対と容認の双方がフェイクニュースを流していたことになるが、望月記者は基地反対派のフェイクニュースを鵜呑みにして官房長官に噛みついてしまったのだ。同記者に関してはこれまでにも事実誤認質問が多いことが指摘されているが、どれも週刊誌に掲載された「噂」やツイッターで拾った「フェイクニュース」である。これは記者が陥りがちな「国民の代弁者」という勘違いからくるもので、自分で取材や確認をしないことを正当化する要因にもなっている。
 もう、出入り禁止でいいだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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