【炎上】朝日新聞運営メディア、ヤレる女子大生ランキングに「記事を読んで、ゲラゲラ笑ってしまった」

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【炎上】朝日新聞運営メディア、ヤレる女子大生ランキングに「記事を読んで、ゲラゲラ笑ってしまった」

ウェブメディア「telling,」の掲載ページ

 朝日新聞が運営するウェブメディア「telling,」が、週刊SPA!に掲載され問題となった「ヤレる女子大生ランキング」について掲載した編集部コラムに批判が集まっている。
 問題のコラムは『「週刊SPA!」に「ヤレる女子大生」と言われても笑い飛ばせる自信』と題され、コラム冒頭から「その大学を卒業したかつての仲間たちとこの記事を読んで、ゲラゲラ笑ってしまった。」などの記述があり、問題の本質からズレた認識が散見される。文章としても誰が誰に向けて書いているのか不明で、個人の体験談と社会問題を混同しているのではないかと疑問の声も上がっている。

年始、週刊誌の「ギャラ飲み」特集の中で取り上げられた「ヤレる女子大生ランキング」が炎上していた。 ランキングに名を連ねた大学の中に、自分の出た高校の付属大学の名前があったのだけれど、その大学を卒業したかつての仲間たちとこの記事を読んで、ゲラゲラ笑ってしまった。
出典:「週刊SPA!」に「ヤレる女子大生」と言われても笑い飛ばせる自信:telling,(テリング)

社会問題で自分語りは危険

 コラムは全般的にSPA!の特集を批判したもので、それを肯定しようという意図や悪意は感じられない。しかし、Yahoo!ニュースのコメント欄を見ると読者の多くが「違和感」を感じているようだ。
参考:卒業生が語る、「週刊SPA!」に「ヤレる女子大生」と言われても笑い飛ばせる理由(telling,)のコメント一覧 – Yahoo!ニュース

 コラムで主張している内容を要約すると「ヤレる女と言われても笑い飛ばせる強さと、それを得るまでの時間」という事なのだろうが、社会問題を題材にしておきながら抽象的なポエムのような構成になっている。達観して克服したかのような表現も見られるが、社会問題から目を背け個人が心の中で処理するという古臭い根性論のようにも見える。

 寄稿したライターに悪意は無かったのだろうが、SPA!の特集で傷付けられた女性が何年もかけて笑い飛ばせるようになる必要も筋合いもない。この問題に怒りの声を上げた者が未熟だとも弱いとも思えないし、それを笑い飛ばせる人間が強い人間とは到底思えない。

 こういった時事問題で、今まさに傷付いている被害者がいるにもかかわらず、自分語りのポエムを解決策・対抗策のように掲載してしまった当該メディアと、それを運営する朝日新聞社は批判の声に耳を傾け対処するべきだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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