【レーダー照射】東京新聞「矛を収めよ、韓国を追い詰め結果的に問題をこじらせた」←韓国に頼まれたの？

2019年1月9日マスコミ・報道

　東京新聞が9日に掲載した社説が酷い。

レーダー照射　対話重ね、矛を収めよ

これ以上の応酬は、どちらの得にもならない。日本の哨戒機が韓国側から危険なレーダーの照射を受けた問題は、再発防止と信頼回復を優先し、防衛当局間で対話を重ねて解決を図るべきだ。
　Ｐ１哨戒機が、韓国の駆逐艦から火器管制レーダーを照射されたと日本側が発表したのは、昨年十二月二十一日のことだった。
　その後、防衛省と韓国国防省の間で、映像の公開を交えた反論が繰り返されている。
　照射を否定する韓国側に対し、日本側は関連する映像を公開した。慎重な防衛省に、安倍晋三首相が直接指示したという。
　日本側が英語版の映像も同時に公表したことを受け、韓国側は日本語を含め八カ国語による反論映像を作成し、対抗した。
　映像公開は、事実関係に自信があったからだろうが、相手を追い詰め、結果的に問題をこじらせたことも否定できまい。

　どういう立場から「矛を収めよ」とか書いてるんでしょうか？

拉致問題まで引き合いに出す

　事実関係からして日本は証拠を提示して抗議はしたが、何も問題を長引かせるような行為はしていない。韓国側が無理筋の言い訳と嘘を重ねていることが全ての元凶である。そもそもレーダーを照射するなという話でもある。

　何故これが「矛を収めよ」という謎の命令調社説に仕上がるのか？

これ以上の応酬は、どちらの得にもならない。

　→譲歩して損するのは日本で韓国は得をする。

日本側は関連する映像を公開した。慎重な防衛省に、安倍晋三首相が直接指示したという。

　→根拠ゼロ。少なくとも防衛省側は積極的に映像を拡散している。

映像公開は、事実関係に自信があったからだろうが、相手を追い詰め、結果的に問題をこじらせたことも否定できまい。

　→否定できます。映像公開しなければ韓国は延々と日本を批判し謝罪を求めてくるでしょう。

一方、韓国側の説明は、日本の発表を否定することに焦点が当てられており、納得しがたい。

　→それが全てです。韓国が悪いのです。

双方とも、自国の正当性を国際社会に向けてアピールすることに力を入れているようにも見える。

　→双方とも、ではなく日本は真実をアピールして自衛隊の名誉を守る。韓国は謝りたくないので嘘を吐いているだけ。

北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党委員長が訪中したが、北朝鮮の非核化には日韓の緊密な連携が欠かせない。

　→日韓が緊密になり、日米韓の間接同盟がより強力になれば、北朝鮮は核武装で対抗するでしょう。東京新聞お得意の「北を刺激する」というやつです。

日本側も、懸案の拉致問題の解決には、北朝鮮首脳とパイプを持つ韓国からの支援が必要だ。

　→多くの韓国人が北朝鮮に拉致されているが、彼らは南北統一という解決の道がある。文大統領は昨年４月の南北会談で拉致問題を提起してくれたが、国内政治では慰安婦や徴用工問題が優先され今回のレーダー照射問題でもはっきりしたように日本へ敵意むき出しである。
　
　日本と韓国の間にある様々な問題を解決したいなら、少なくとも軍事的な危機を招くような挑発は厳に慎むべきである。韓国が対話のテーブルに着きたければ、レーダー照射の事実を認めこれまでの非礼を詫びるしかないだろう。

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