朝日新聞は捏造だけじゃない!記事盗用を認め連載を中止「北海道新聞社が出版した写真集から引き写した」

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朝日新聞は捏造だけじゃない!記事盗用を認め連載を中止「北海道新聞社が出版した写真集から引き写した」

他人事のように記事にする朝日新聞

 これまで数々の捏造を行ってきた朝日新聞が、捏造だけでは飽き足らず他紙が発売した写真集の記述を盗用し、連載記事として掲載していたことが判明した。

 朝日新聞社は31日、朝刊北海道内版で12日と19日に掲載した連載記事「ひと模様 大道芸人 ギリヤーク尼ケ崎さん」の記述について、北海道新聞社が2016年に出版した写真集から引き写した部分が多数あったとして、同社に謝罪した。朝日新聞社は「事実上の盗用」と判断して連載を中止し、記事を取り消した。引き続き調査を進め、関係者を厳正に処分する。
出典:朝日記者、道新出版物から引き写し 事実上の盗用と認定:朝日新聞デジタル


記者個人に責任を負わせる

 朝日新聞の説明では記事を執筆した函館支局の記者(42)の初回取材が不十分であったことから、取材対象のギリヤーク氏の著書の記述に追加分を加えて構成したようだ。本人に許可を取ったとしても、引用元として参考文献を記載するのは新聞社に限らず文章全てに共通するルールと言って過言ではない。

 さらに問題なのは、取材不足を補うために参考資料を基に記事を書くことを担当デスクが相談を受けていたにもかかわらず、その後に複数回取材ができたことを理由に、どの部分が引き写しかの確認をせず連載を開始してしまったことだ。そもそも「引用」するには記者の記述と引用部分を明確に分け、引用部分が主とならないようにしなければならないのだが、公表された「朝日新聞の連載記事と北海道新聞社出版写真集の文章の対照表」を見る限り、引用部分とオリジナルの区別はなく、参考文献を示したとしても引用ではなく盗用と判断されるものだ。
 また、朝日新聞の調査では連載1回目で約4割、2回目で約8割が写真集の記述と重なるというのだから、これは「引き写し」ではなく「丸写し」であり、北海道新聞社から指摘されるまで気が付かなかったというのは信じ難い。

 そして、朝日新聞の最も許せない部分は、記事執筆の経緯のなかで「ギリヤークさんの調子が万全でなく、取材が十分にできなかった」と取材対象が高齢(88歳)であること挙げていることだ。さらに執筆記者の年齢表記で"(42歳、男性、2004年入社)"と新卒ではなく中途採用であることをアピールしているのも小賢しい。

 とにかく、朝日新聞は記者個人の問題にして幕引きしたいのだろう。かつて世界最大級としてギネスにも掲載された沖縄のサンゴに落書きをして記事にした「K.Y珊瑚事件」の時のように「カメラマンが勝手にやりました」と個人の責任にしたいのだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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