立憲民主党が密接に関係「拉致問題DVD、学校での上映は在日コリアン傷つける」日教組全国集会で発表

政治・社会

立憲民主党が密接に関係「拉致問題DVD、学校での上映は在日コリアン傷つける」日教組全国集会で発表

前日のレセプションで党を代表してあいさつする神本・那谷屋両参院議員

 日本教職員組合(日教組)は1日、北九州市で第68次教育研究全国集会を開催し、3日間の予定で教育実践の発表と研究討論が行われている。

 その中で鳥取県の高校教員が、拉致被害者の横田めぐみさんを題材にしたDVD「めぐみ」の学校での上映に批判的な内容を含むリポートを発表し、ネット上で批判の声が上がっている。問題のリポートは外国籍の児童生徒への教育に関する分科会で発表され、教員は「拉致問題を学習することは、やぶさかではない」と前置きした上で、「めぐみ」を昨年度は生徒に見せなかったことを明かした。
 教員は「歴代の人権学習担当や組合員が在日コリアンの生徒を傷つけ、日本人生徒の朝鮮人に対する憎悪を助長する恐れがあると問題視していた」と主張し、鑑賞させて感想を書かせるだけでなく相当な事前学習が必要だとしているが、その事前学習を積極的に行っているとも思えない。
参考:【教研集会1日目】拉致問題DVD「めぐみ」上映に「在日コリアン傷つける」 – 産経ニュース

立憲民主党と密接に関係

 日教組は北朝鮮寄りの姿勢が目立ち、過去には拉致問題に対して日本の戦争加害責任を問う発言もあった。問題を取り扱うことそのものに「北朝鮮敵視」だとして消極的でもある。
 政治的には立憲民主党を支持しており、今回の第68次教育研究全国集会ではレセプションに那谷屋正義・神本美恵子両参院議員が出席し、立憲民主党を代表してあいさつを行っている。民進党崩壊に伴う再編でも日教組が輩出した議員は立憲民主党に参加し、日教組の政治組織「日本民主教育政治連盟」には現在8名の現職議員が在籍しているが、8名とも立憲民主党所属となっている。
参考:日教組が第68次教育研究全国集会を北九州市で開催 – 立憲民主党
参考:日本民主教育政治連盟 – Wikipedia

 立憲民主党は党内に拉致問題対策本部を設置しているが、この日教組での発言について公式見解を示すべきだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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