有田芳生「欧州で差別主義者はブタ」高須院長「中国や北朝鮮の偉い人のことですか？処刑されるんでは？」

2019年3月3日SNS

　立憲民主党の有田芳生参院議員は2日、保守系団体の街宣に対して「ブタ」と罵倒することに関して「ヨーロッパでは差別主義者は「ブタ」と罵られてきました。ブタがかわいそうに思いますが、そういう表現対象なのです。」と正当化する見解を示した。

ヨーロッパでは差別主義者は「ブタ」と罵られてきました。ブタがかわいそうに思いますが、そういう表現対象なのです。 https://t.co/tJjBKAGIFY

— 有田芳生 (@aritayoshifu) March 2, 2019

　これに対して高須クリニックの高須克弥院長は「中国や北朝鮮の偉い人のことですか？表現したら処刑されるんでは？」と引用リプライを送っている。

中国や北朝鮮の偉い人のことですか？
表現したら処刑されるんでは？
よしふ先生。なう https://t.co/cglAfSXh2D

— 高須克弥 (@katsuyatakasu) March 2, 2019

侮蔑でしか批判できないのか？

　相手を侮蔑する言葉を政治家が正当化するのは常識外れである。有田議員がそれを「差別」と感じても、それを侮蔑でしか批判できないのは実に悲しい。

　高須院長が指摘するように、北朝鮮では「ブタ」に限らず権力者を侮蔑すれば間違いなく処刑されるだろう。中国においても、共産党を批判するものは次々と拘束されたり行方不明になる。習近平主席などは、自分の顔や体形を揶揄されかねない「くまのプーさん」をインターネットの検閲で排除している。

　有田議員は北朝鮮や中国で人権を蹂躙する独裁者に対しても「ブタ」と罵倒することができるのか？
　常識的に考えて、相手の体形などを指して「ブタ」と表現することも差別であり、それを正当化するために「ヨーロッパでは」などと屁理屈をこねるのは恥ずべきことだ。

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