【動画】公安調査庁「共産党は殺人などを行った疑いがある団体」足立康史議員の質問にあらためて見解示す

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【動画】公安調査庁「共産党は殺人などを行った疑いがある団体」足立康史議員の質問にあらためて見解示す

 日本共産党がオウム真理教や過激派と並んで、破壊活動防止法に基づく調査対象団体であることについて公安調査庁があらためてその認識を明らかにした。7日の衆議院総務委員会で日本維新の会の足立康史議員の質問に、横尾洋一総務部長が答えたものである。
(5分7秒~14分30秒)

公安調査庁の横尾洋一総務部長の答弁は以下、

日本共産党は破壊活動防止法に基づく調査対象団体でございます。

日本共産党は昭和26年から同28年頃にかけまして、団体の活動として革命の正当性必要性を主張いたしまして、その実行として各地の党組織党員が殺人や騒擾など、いわゆる暴力主義的破壊活動を行った疑いがある団体でございまして、現在も革命の形態が平和的になるか非平和的になるかは敵、すなわち支配階級や反動勢力の出方によるとする、いわゆる敵の出方論に立脚しているものと認識していることで破壊活動防止法の調査対象団体となっているということでございます。

日本共産党が昭和26年10月の第5回全国協議会で採択いたしました51年綱領には「日本の解放と民主的変革を平和な手段によって達成し得ると考えるの間違いである」などと記載しているものと承知いたしているところでございます。また、同綱領にに対する認識については調査の具体的な内容に関わるものでございますので、今後の業務遂行に支障をきたす恐れがありますことから、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。

 足立康史議員の質疑のうち、日本共産党と破防法に関する部分を以下に書き起こしてみたが、共産党の本村伸子議員の抗議により江田康幸委員長が再三に渡り発言を制限していることがよくわかる。よほど都合が悪いのだろう。

共産党と破防法に関する質疑書き起こし

 発言者は以下、

江田康幸委員長(公明党)
足立康史委員(日本維新の会)
横尾洋一総務部長(公安調査庁)

ヤジ 本村伸子委員(日本共産党)

足立委員 私がなぜ共産党がまっとうじゃないと言っているかと言うと、こういうですね、これは公安調査庁の「内外情勢の回顧と展望」、ここにあのオウム真理教と過激派と並んで共産党が特記をされています。

委員長 足立委員、総務行政と関係のない発言に対しましてはご注意願います。

足立委員 いえ、関係ありますので全部聞いてください。委員長、ちゃんと関係あるということを今から説明しますけど。さて、今日は公安調査庁にお越しいただいてます。私は大変問題だと思うのは、私がそういうことを申し上げたことについて、まっとうかどうかを議論していたら、いろいろ議論が来たんで、はっきり言うよということで先般も本会議場で、共産党は破防法の調査対象団体であるということを本会議場でも申し上げました。だからこの総務委員会でも同じこと申し上げます。これ調査対象団体ですね、私が言うと怒られるんで公安調査庁。

公安調査庁 日本共産党は破壊活動防止法に基づく調査対象団体でございます。

足立委員 こうやってわたしはですね、政府の刊行物、あるいは閣議決定、あるいは公安調査庁のホームページ等を拝見し、そう信じているわけです。そういう事実があるということを私は信じるに足る、だって閣議決定してるんですよ。私は真実るのは、僕は当たり前だと思うんですが。

委員長 足立委員、申し上げます。総務行政と関係のない発言に対しましてはご遠慮願います。また、理事会で協議中の案件もございますので、これもまたご遠慮願いたいと思います。

足立委員 なぜ私が今、共産党について議論しているかと言うとこの後ですね、公職選挙法について議論します。それとの関連で必要ですのでよろしいですか続けて。続けていいですか。

委員長 また不適切な発言があったら止めます。

足立委員 もちろんです。委員長、ここまでで不適切な発言、理事会のことについて付言したことは確かですので、今後は理事会の内容あるいは議運委の内容については触れません。そのうえで私がそういうことを申し上げた、表でですね本会議場で申し上げたことについては今、公安調査庁からあったように、これは事実です。それに対して小池晃書記局長はツイッターで、これはデマだとはっきり書かれてますね。これ、デマじゃないということですが、共産党の指定、破防法の指定の経緯を簡単にお願いします。

公安調査庁 日本共産党は昭和26年から同28年頃にかけまして、団体の活動として革命の正当性必要性を主張いたしまして、その実行として各地の党組織党員が殺人や騒擾など、いわゆる暴力主義的破壊活動を行った疑いがある団体でございまして、現在も革命の形態が平和的になるか非平和的になるかは敵、すなわち支配階級や反動勢力の出方によるとする、いわゆる敵の出方論に立脚しているものと認識していることで破壊活動防止法の調査対象団体となっているということでございます。

本村委員 (ヤジ)暴力は否定しております。

足立委員 それからですね、共産党のいろんなご主張を聞くと、51年綱領は、あれは違うんだとおっしゃってますが、政府の51年綱領に関する認識をお聞かせください。

公安調査庁 日本共産党が昭和26年10月の第5回全国協議会で採択いたしました51年綱領には「日本の解放と民主的変革を平和な手段によって達成し得ると考えるの間違いである」などと記載しているものと承知いたしているところでございます。また、同綱領にに対する認識については調査の具体的な内容に関わるものでございますので、今後の業務遂行に支障をきたす恐れがありますことから、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。

委員長 足立君、総務行政と関係がない話でもあろうかと思います。話を変えてください。

足立委員 その行政と関係あるんですよ、この後に公職・・・(ヤジが飛ぶ)え、誰・・・

委員長 足立君、話をまとめてください。そして総務行政と、とにかく関係ないことはこれは慎んでください、厳に。

足立委員 本村委員はそんな悪い人じゃないと思うんで、ぼくはこれ解除してあげたい思うんですよ。(本村委員らが委員長に抗議)もう、うるさいなあ。じゃあ、次に行きましょう。次は外国のスパイについて。続きますよ。

委員長 あの、別の話ですか。(本村委員が委員長に共産党の見解を伝える)

足立委員 時間を止めてくださいよ

委員長 だからあの、今から別の話ですか。じゃあ別の話、別の話で。話を変えてください。

足立委員 しかし、本当にダブルスタンダードは良くないですよ、野党の皆さん。僕は委員長の差配には従いますが、これを総務行政と関係ないというなら、みなさんのやってることだって関係ないじゃない。他党批判じゃなくてね、こっきあに議席を得ている政党について議論するのはおかしくない。だって、選挙で選ばれてるんでしょ、みんな。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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