辰巳琢郎氏が府知事選出馬を断った本当の理由「都構想賛成なので」断った夜、松井一郎氏に電話で直接説明
政治・社会
俳優の辰巳琢郎氏が、自民党からの大阪府知事選出馬要請を断った本当の理由が判明した。辰巳氏が自民党に出馬を断った夜、松井一郎氏に電話をして「大阪大好きだから、自民党からのオファーを本気で考えたが、基本都構想賛成なので断った」と伝えていたというのだ。
自民党の花谷みつよし大阪府議候補が、「自民党が決めた芸能人」と半ば辰巳氏を名指しする形で「自分から言うといて結局尻込みしはった」と演説で述べていたことに対し、松井一郎氏が反論するような形で自身のツイッターに投稿している。
これまで黙ってましたが、僕と辰巳琢郎さんは、お互いの携帯番号も知っている仲です。しかし、名前が上がる中でお互い連絡は取りませんでした。そして、辰巳さんが立候補を断った夜に電話を頂き、大阪大好きだから、自民党からのオファーを本気で考えたが、基本都構想賛成なので断ったと仰ってました。 https://t.co/FUFaOFTvrl
— 松井一郎 (@gogoichiro) April 5, 2019
辰巳氏の名誉を守るための告白か?
辰巳氏は出馬を固辞した当初、マスコミに対して「総合的に判断した。家族会議にもかけたが、あまりにも急だった。短い時間で整理もできなかった」と伝え、辞退した理由の詳細は明かしていなかった。
出典:辰巳琢郎 大阪府知事選出馬せず 自民からの要請に「あまりに急…」と固辞― スポニチ
花谷候補の「自分から言うといて結局尻込みしはった」というのは、辰巳氏がマスコミに話していた内容とも異なる。松井氏は、辰巳氏が辞退した夜に連絡をくれたことを黙っていたが、事実と異なることで辰巳氏の名誉が貶められたように感じてツイートで事実を明かしたのだろう。
自民党にとって辰巳氏までもが「都構想賛成」と判明したことは少なからず痛手となる。知名度に頼って出馬要請した人物が、維新の政策に賛成だったとわかった今、マスコミに出馬要請情報をリークしたことを後悔していることだろう。
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