大ブーメラン!民主党政権でも忖度発言「予算付けると言うと選挙違反になる、あうんの呼吸でやっていく」

政治・社会

大ブーメラン!民主党政権でも忖度発言「予算付けると言うと選挙違反になる、あうんの呼吸でやっていく」

 塚田国交副大臣を「忖度」発言で辞任に追い込み意気が揚がる野党に、いつも通りの大ブーメランが返ってきたようだ。夕刊フジによると、民主党政権時代に野田佳彦元首相(当時は財務相)が、選挙の応援演説で「予算付けますというと職務権限に関わり選挙違反になる。あうんの呼吸でやっていきたい」という発言をしていたという。
 その際の動画も公開されている。

 「みなさんこんにちは。6月8日に菅直人新内閣の下で財務相を拝命しました。先ほど、○○候補からごあいさつがありました。○○さんとは、彼が初めて選挙に出て以来の付き合いです」

 「先ほど、鎌ケ谷のいろんな課題のお話がありました。『分かりました。予算付けます』というと、職務権限に関わって、選挙違反になってしまいます。『あうんの呼吸』でこれからやっていきたいということを、忘れずに申し上げておきたいと思います」
出典:スクープ!「証拠動画」を公開! 野田元首相が“忖度” 応援演説で「予算付け」「あうんの呼吸…」 – zakzak

野田佳彦、小西洋之議員の選挙区

 塚田氏の場合は国交副大臣という立場であり、麻生財務相の見解では「大臣が副大臣に頼むことはない」とコメントしている。職権のあるものが無いものに頼むのはあり得ないということだ。
 一方で、この野田佳彦氏の「忖度発言」は、当時は菅内閣の財務相という立場であるうえ、選挙で票を得るために予算をつけたという趣旨だ。買収を隠すために「あうんの呼吸」と言っているようにも聞こえる。

 2010年の市長選と参院選の応援演説のようだが、このときは民主党・旧自由党・社民党が推薦した市長候補は当選している。一方の参院選では民主党からは小西洋之氏ともう一人の女性候補が公認で出馬したが、小西氏のみ当選し野田氏の応援演説を受けている女性候補は次点で落選している。
※小西氏はこの現場にはいなかった

 野田氏の選挙区である千葉での発言であり、現職としては小西洋之議員がこの選挙で当選している。両名には、当時どのような予算が割り当てられたのか、その経緯とともに説明する義務があるだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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