共産党議員「自衛隊パイロットは実験台」総務行政に無関係な質疑で暴言、足立康史議員の抗議も委員長無視

政治・社会

共産党議員「自衛隊パイロットは実験台」総務行政に無関係な質疑で暴言、足立康史議員の抗議も委員長無視

 11日の衆議院総務委員会で質問に立った日本共産党の本村伸子議員が、総務行政に無関係な質問を繰り返し、青森沖で墜落したF35Aについて「航空自衛隊のパイロットは結局、実験台になっている」と述べた。捜索が続く自衛隊員への配慮に欠けた発言として批判の声も上がっている。

 総務行政とは関係のない質問に、維新の足立康史議員が抗議の声を上げたが本村議員は質問を強行。委員長が静止に入ったのは質疑終了間近になってからだった。

足立議員の「共産党」発言は制止

 足立康史議員が抗議の声を上げるのは当然のことである、なぜなら、先月7日の総務委員会で足立議員が「共産党と破防法」などについて公安調査庁に質問した際、本村伸子議員の抗議により委員長が何度も足立議員の発言を制していたからだ。
参考:【動画】公安調査庁「共産党は殺人などを行った疑いがある団体」足立康史議員の質問にあらためて見解示す

 足立議員は何度も総務行政との関連性を説明したが聞き入れられず、委員長から話題を変えるよう命じられている。本村議員の抗議には耳を貸し足立議員の発言を制限しておいて、今度はその本村議員が総務委員会と関係のない話をしているのに、なかなか対応しようとしない江田委員長に足立議員が不満を持つのはあたりまえだ。

不公平な委員長の仕切り

 本村議員は与えられた質問時間30分のほとんどを総務行政に関係のない自衛隊機墜落の質疑に使い、総務行政に関係のある質疑は終了直前の2分弱で一回のみだった。委員長も足立議員の抗議に対して「不適切な発言」と注意するばかりで、本村議員に「総務行政と関わりのある質疑をするように」と注意したのは質疑の終盤に差し掛かったころだった。
 明らかに不公平な委員長の仕切りである。総務委員会に関係があるか無いかではなく、共産党に不都合か好都合かで判断されているような気がしてならない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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