金正恩「韓国は、おせっかいな仲裁者の振る舞いをするな」「気を確かに持て」文在寅のはしごを外す演説

政治・社会

金正恩「韓国は、おせっかいな仲裁者の振る舞いをするな」「気を確かに持て」文在寅のはしごを外す演説

 11日に行われた米韓首脳会談に関し、韓国メディアや野党から厳しい批判を受けた文在寅大統領。それに追い打ちをかけるように北朝鮮の金正恩委員長からは「おせっかいな『仲裁者』『促進者』の振る舞いをするのではなく、民族の一員として気を確かに持って」と痛烈な批判を受けている。

「南朝鮮(韓国)当局は、すう勢を見てためらったり、騒がしい行脚を催促しておせっかいな『仲裁者』『促進者』の振る舞いをするのではなく、民族の一員として気を確かに持って自分が言うべきことは堂々と言いながら、民族の利益を擁護する当事者にならなければならない」
出典:金正恩氏、文政権に「おせっかいな仲裁者ではなく…」 米韓首脳会談も不調、苦しい立場に : J-CASTニュース

 北朝鮮との仲介者として必死にトランプ大統領に媚びた文大統領としては立つ瀬がない。完全に北朝鮮から"はしご"を外された形だ。

何をしにアメリカに行ったのか?

 文大統領は一体何をしにアメリカまで行ったのだろうか?実質の会談時間は2分しかなかったという。
 北朝鮮を説得できないままトランプを説得できるはずもなく、制裁緩和には北朝鮮の非核化が絶対条件であることは初めから分かっていたことだ。南北関係でも明らかに金委員長が文大統領を下に見ていることは明らかで、勝手にトランプに頭を下げ媚びを売ることを快く思うはずはない。

 トランプ大統領としても、韓国の仲裁ではなく北朝鮮との直接交渉で非核化を実現したほうが成果を世界に強調しやすい。平昌オリンピックを契機に、北朝鮮を国際舞台に引き出したところまでは良かったが、その先はまさに「おせっかい」の連続だったのかも知れない。これから先は北朝鮮次第である。
 安倍首相も6月に大阪で開かれるG20での日韓首脳会談を見送る意向だという。レーダー照射問題や国会議長の天皇謝罪発言で冷え込む日韓関係の修復も出来ない文大統領が、北朝鮮におせっかいを焼いている暇があるのだろうか。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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